17. 皮膚の病気
17. 皮膚の病気 セクション(A-Z)
かゆみと皮膚炎
にきびと関連疾患
過敏症と炎症性皮膚疾患
乾癬および鱗屑性疾患
汗の病気
細菌による皮膚感染症
床ずれ
色素異常症
メラニンは褐色の色素で、人間の皮膚に様々な色合いをもたらします。どのような色になるか(色素の沈着)は、その人の皮膚に含まれるメラニンの量によって決まります。メラニンがなければ、皮膚は青白くなり、同時に皮膚から透けて見える血流のためにピンク色がかって見えます。皮膚の色が薄い人ではメラニンの生産量が非常に少なく、皮膚の色がやや濃い人では生産量が中程度で、皮膚の色が濃い人では生産量が非常に多くなっています。白皮症の人では、メラニンがほとんどまたはまったくないため、皮膚が白色か淡いピンク色にみえます。通常、メラニンは皮膚にかなり均等に分布していますが、ときに皮膚にメラニンを多く含む斑点や斑状の領域がみられる人もいます。そのような斑点の例として、そばかす、しみ(黒子)、肝斑などがあります。
水疱ができる病気
爪の病気
変形、異栄養症、感染症、陥入爪など、爪に生じる病気はたくさんあります。感染症は爪のあらゆる部分に生じ、爪の外観を変えることもあれば、変えないこともあります。爪の感染症は、ほとんどが真菌感染症(爪真菌症— 爪真菌症)ですが、細菌やウイルスによる感染症もあります。
日光と皮膚障害
皮膚ウイルス感染症
皮膚がん
皮膚の生物学
皮膚は人体で最大の臓器であり、体温の調節、水と電解質のバランスの維持、痛みや快感といった刺激の知覚など、多くの重要な機能( 皮膚の構造と機能)を担っています。皮膚は生存に不可欠な化学物質や栄養素を体内に維持している一方、危険な物質が体内に侵入するのを阻止する障壁となり、太陽光に含まれる紫外線の有害作用から体を守っています。さらに、皮膚の色、きめ、しわなどは( 皮膚に生じる異常、増殖病変、色の変化の記述)、その人特有の個性を示す特徴となっています。そのため、何らかの原因で皮膚の機能が損なわれたり外観が変化したりすると( 皮膚への加齢の影響)、心身の健康に重大な影響が生じることがあります。
皮膚の病気の治療
皮膚の良性腫瘍
皮膚寄生虫感染症
皮膚真菌感染症
真菌は通常、足の指の間、性器の周辺、乳房の下など、体の皮膚同士が触れ合っていて、湿度が高くなる部分(湿潤部位)に住み着きます。一般的な真菌による皮膚感染症(皮膚真菌感染症)は、酵母(カンジダ属など— カンジダ症)または皮膚糸状菌(エピデルモフィトン属、ミクロスポルム属、白癬菌属[トリコフィトン属]など― 皮膚糸状菌症(白癬、たむし)の概要)によって引き起こされます。このような真菌の多くは、表皮の最も外側の層(角層)だけに生息し、それより深部には侵入しません。肥満の人は、皮膚がこすれ合う部分が多いため、これらの感染症にかかりやすい傾向があります。糖尿病の人も真菌感染症にかかりやすい傾向があります。