グラム陽性菌の概要

執筆者:Larry M. Bush, MD, FACP, Charles E. Schmidt College of Medicine, Florida Atlantic University;
Maria T. Vazquez-Pertejo, MD, FACP, Wellington Regional Medical Center
Reviewed ByBrenda L. Tesini, MD, University of Rochester School of Medicine and Dentistry
レビュー/改訂 修正済み 2025年 9月
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グラム陽性菌は、グラム染色と呼ばれる化学的液体を塗った後の色の違いによって分類されます。グラム陽性菌は、この染色液を塗ると青色に染まります。(他の細菌は赤色に染まり、グラム陰性菌と呼ばれます。)

グラム陽性菌とグラム陰性菌は、その細胞壁の違いから異なる色に染色されます。それらの菌の種類によって、引き起こされる感染症の種類が異なり、効果的な抗菌薬の種類も異なります。

細菌は基本的な形状によっても分類され、その形状には球形状(球菌)、棒状(桿菌[かんきん])、らせん状(スピロヘータ)の3種類があります。グラム陽性菌には球菌または桿菌があります。(図のを参照してください。)

一部のグラム陽性菌は疾患を引き起こします。それ以外のグラム陽性菌は通常、皮膚などの体の特定の部位に存在しています。これらの細菌は常在菌叢と呼ばれ、通常は病気を引き起こすことはありません。

グラム陽性桿菌は、以下のような特定の感染症を引き起こします。

グラム陽性球菌は、以下のような特定の感染症を引き起こします。

グラム陽性菌は抗菌薬に耐性をもつようになってきています。例えば、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、ペニシリンに関連するほとんどの抗菌薬に対して耐性を獲得しています。メチシリンはペニシリン系抗菌薬の一種です。MRSA株は、医療施設内で感染する感染症の多くを占めており、医療施設外で感染する感染症(市中感染)を引き起こす可能性があります。

細菌の概要も参照のこと。)

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