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全身性疾患を示唆する手掛かりが,口腔および周辺組織から得られることがある(歯科患者へのアプローチに関する序論および全身性疾患における口腔所見の表を参照)。全身性疾患が疑われる場合,患者が特定の薬物(例,ワルファリン,ビスホスホネート)を服用している場合,および患者が全身麻酔や広範囲にわたる口腔外科手術に耐えうるかどうかを評価しなければならない場合,歯科医師は医師へのコンサルテーションを行うべきである。
ある種の心疾患を有する患者は,特定の歯科処置を行う前に細菌性心内膜炎の予防のため抗菌薬の投与を必要とすることがある(米国の高リスク患者において抗菌薬による心内膜炎予防を必要とする処置の表および口腔外科・歯科処置または気道に対する処置の施行時に推奨される心内膜炎予防*の表も参照)。
表&コラム
全身性疾患における口腔所見
全身性疾患患者の口腔ケア
特定の病状(およびその治療)は歯科疾患を患者に生じやすくしたり,口腔ケアに影響を及ぼしたりする。
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