小児期しょうにきの予防接種よぼうせっしゅ

完全なレビュー: 2025年 6月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 7月
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予防接種よぼうせっしゅ(ワクチン)とは何なんですか?

ワクチンは、特定とくていの感染症かんせんしょうと闘たたかうために体からだの準備じゅんびを整ととのえる方法ほうほうです。薬くすりとは違ちがって、免疫系めんえきけいは病気びょうきが治なおった後あとには感染症かんせんしょうと闘たたかいません。ワクチンを使つかって「免疫めんえきをつける」と表ひょう現あらわすることがありますが、

これは、体からだの免疫系めんえきけいに特定とくていの病気びょうきと戦たたかう方法ほうほうを教おしえることになるからです。ワクチンで体からだが病気びょうきから守まもられている場合ばあい、その病気びょうきに対たいする「免疫めんえき」があるといいます。

ワクチンはそれぞれ、1種類しゅるいの感染症かんせんしょうだけを予防よぼうします。例たとえば、インフルエンザワクチンはインフルエンザの予防よぼうにのみ役立やくだちます。また、同おなじワクチンを何回なんかいか使用しようしないと十分じゅうぶんな効果こうかが得ええられない場合ばあいもあります。ワクチンはふつう、注射ちゅうしゃによって接種せっしゅされますので、接種せっしゅの回数かいすうを減へらすために、1回かいの注射ちゅうしゃに複数ふくすうのワクチンを混まぜて使つかうことがよくあります。

  • 医師いしは、標準ひょうじゅんのスケジュールに従したがって、赤あかちゃんや子こどもにワクチンを接種せっしゅします。

  • 医師いしたちは、子こどもが様々さまざまな感染症かんせんしょうのリスクにさらされる年齢ねんれいに基もとづいて、このスケジュールを作つくりました。

  • このスケジュールを守まもらず、接種せっしゅが遅おくれてしまうと、深刻しんこくな感染症かんせんしょうにかかる危険きけんがあります。

アメリカでは、米国べいこく疾病予防しっぺいよぼう管理かんりセンターが、最新さいしんのワクチン接種せっしゅスケジュールとそのほかの役立やくだつ情報じょうほうを提供ていきょうしており、次つぎのウェブサイトで入手にゅうしゅできます。

ワクチンには効果こうかがあるのですか?

はい、ワクチンは子こどもが感染症かんせんしょうになる危険性きけんせいを低下ていかさせます。ワクチンを受うけていない子こどもは、ワクチンを受うけた子こどもよりも、特定とくていの感染症かんせんしょうで病気びょうきになったり、死亡しぼうしたりする可能性かのうせいが高たかくなります。しかし、必かならず効果こうかを発揮はっきするワクチンはありません。特定とくていの感染症かんせんしょうに対たいするワクチンを受うけた子こどもでも、数かずは少すくないですが、その感染症かんせんしょうで具合ぐあいが悪わるくなることがあります。

過去かこには、今いまではワクチンで予防よぼうできる病気びょうきが原因げんいんで、アメリカだけで毎年まいとし数千すうせん~数かず万人まんにんの子こどもが亡なくなっていました。また、数十すうじゅう万まん~数百万すうひゃくまん人ひとが深刻しんこくな病気びょうきになっていました。ワクチンが誕生たんじょうしたおかげで、以下いかのことが起おきました。

  • 天然痘てんねんとう(てんねんとう)という命いのちにかかわる病気びょうきは、世界せかいから完全かんぜんに撲滅ぼくめつされました。

  • ほかにもポリオ、ジフテリア、破傷風はしょうふうなどの深刻しんこくな病気びょうきが、現在げんざいのアメリカでは、ほとんどみられなくなっています。

  • はしか、百日ひゃくにちぜき、おたふくかぜなど、いくつかのよくある病気びょうきは、以前いぜんと比くらべてはるかに少すくなくなっています。

まれな感染症かんせんしょうに対たいして、私わたしの子こどもがワクチン接種せっしゅを受うけなければいけないのはなぜですか?

ワクチンで予防よぼうできる多おおくの感染症かんせんしょうが、現在げんざいのアメリカでも発生はっせいすることがあり、世界せかいのほかの地域ちいきではたくさん起おきています。それらの病気びょうきは、ワクチン接種せっしゅを受うけていない子こどもの間あいだでは、とても速はやく広ひろがる可能性かのうせいがあります。たとえば、アメリカでは麻疹ましん(はしか)がいまだに流行りゅうこうします。このような流行りゅうこうは、麻疹ましんワクチンを接種せっしゅしていない子こどもでおこります。このため、すべての子こどもがワクチンを受うけることが大切たいせつです。

ワクチンでどのような病気びょうきを予防よぼうできますか?

子こどもがかかる可能性かのうせいがある次つぎの感染症かんせんしょうに対たいしては、ワクチンが使用しようできます。それらの病気びょうきの多おおくは感染性かんせんせいがとても高たかいですが、このことは、ほかの人ひとに簡単かんたんかつ急速きゅうそくに広ひろがる可能性かのうせいがあるという意味いみです。そのため、お子こさんがワクチンを受うけることは、ほかの人ひとたちを守まもることにもつながります。

  • 水痘すいとう

  • COVID-19

  • ジフテリア

  • インフルエンザ菌きんきんb型かた(髄膜炎ずいまくえんや肺炎はいえんを引ひき起おこす可能性かのうせいがあります)

  • A型肝炎がたかんえん

  • B型肝炎がたかんえん

  • ヒトパピローマウイルス(女子じょしで子宮頸しきゅうけいがんを、男女だんじょで尖圭せんけいコンジローマを引ひき起おこす可能性かのうせいがあります)

  • インフルエンザ

  • 麻疹ましん

  • 髄膜炎菌感染症ずいまくえんきんかんせんしょう(髄膜炎ずいまくえんを引ひき起おこす可能性かのうせいがあります)

  • ムンプス(おたふくかぜ、流行性耳下腺炎りゅうこうせいじかせんえん)

  • 妊婦にんぷ(1回かいの妊娠にんしんにつき1回かい)

  • 肺炎球菌感染症はいえんきゅうきんかんせんしょう(耳みみの感染症かんせんしょう、副鼻腔ふくびくうの感染症かんせんしょう、肺炎はいえん、髄膜炎ずいまくえんを引ひき起おこす可能性かのうせいがあります)

  • ポリオ

  • ロタウイルス

  • 風疹ふうしん

  • 破傷風はしょうふう

ワクチンは安全あんぜんですか?

はい、ワクチンは非常ひじょうに安全あんぜんと考かんがえられています。少数しょうすうの子こどもで副作用ふくさようが起おきますが、そうした副作用ふくさようが深刻しんこくになることは、めったにありません。そして、ワクチンで予防よぼうする病気びょうきの方ほうが、ワクチンの副作用ふくさようよりも危険きけんです。

  • ワクチンが使用しようできるようになるまでに、安全性あんぜんせいを確認かくにんするための試験しけんが行おこなわれます。

  • 副作用ふくさようは、注射ちゅうしゃした部分ぶぶんの痛いたみ、発疹ほっしん、軽かるい発熱はつねつなど、軽かるいものですむ場合ばあいが多おおいです。

  • とてもまれですが、ワクチンの副作用ふくさようがより深刻しんこくになることもあります。

  • ワクチンを接種せっしゅした後あとに問題もんだいが起おきた場合ばあいは、すぐにお子こさんのかかりつけ医いに相談そうだんしてください。

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