麻疹ましん

完全なレビュー: 2025年 10月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 10月
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麻疹ましんとはどのような病気びょうきですか?

麻疹ましんはウイルス感染症かんせんしょうです。アメリカでは以前いぜん、子こどもの間あいだでとてもよくみられていました。今いまはみな、子こどものときに決きめられた予防接種よぼうせっしゅを受うけるため、麻疹ましんはアメリカではほとんどみられません。しかし、一部いちぶの親おやは子こどもの予防接種よぼうせっしゅに消極的しょうきょくてきであり、このため最近さいきんではより多おおくの麻疹ましんの症例しょうれいが発生はっせいしています。予防接種よぼうせっしゅを受うけている子こどもがあまりいない国くにや地域ちいきでは、まだ麻疹ましんはよくみられます。

  • 麻疹ましんは予防接種よぼうせっしゅを受うけていない人ひとの間あいだで急速きゅうそくに広ひろがるウイルスによって引ひき起おこされます。

  • 症状しょうじょうとしては、発熱はつねつ、鼻水はなみず、せき、目めの赤あかみ、発疹ほっしんなどがみられます。

  • 麻疹ましんはふつう、健康けんこうな子こどもでは深刻しんこくではありませんが、まれに脳のうを傷きずつけたり命いのちを失うしなったりすることがあります。

  • 麻疹ましんワクチンで、子こどもが麻疹ましんにかかることを防ふせぐことができます。

麻疹ましんの原因げんいんは何なんですか?

麻疹ましんはウイルスによって引ひき起おこされ、非常ひじょうに感染力かんせんりょくが強つよいです。ワクチン接種せっしゅをしていなければ、麻疹ましんにかかった人ひとが近ちかくのどこでせきやくしゃみをした後あとにそのウイルスを吸すい込こむだけで、その子こどもは麻疹ましんに感染かんせんすることがあります。

麻疹ましんにはどのような症状しょうじょうがありますか?

感染かんせんしてから7~14日後かごに次つぎのような最初さいしょの症状しょうじょうが現あらわれます。

  • 発熱はつねつ

  • 鼻水はなみず

  • 空からせきが出でる

  • 目めが赤あかくなる

  • ときには、明あかるい光ひかりに対たいして敏感びんかんになる

  • 口くちの中なかに中心ちゅうしんが白はくまたは青白あおじろい、小ちいさな赤色あかいろの斑点はんてんが出でる

  • のどが痛いたくなる

およそ3~5日後にちごに、次つぎの症状しょうじょうがみられることがあります。

  • かゆい発疹ほっしんが出でるー発疹ほっしんは耳みみの下側したがわや前側まえがわ、または首くびから始はじまって、それから全身ぜんしんに広ひろがります。

  • 40度ど以上いじょうの熱ねつが出でる

  • 目めの感染症かんせんしょう(はやり目め、結膜炎けつまくえんともいいます)にかかる

麻疹ましんになると、どのような問題もんだいが起おこりますか?

健康けんこうな子こどもでは、麻疹ましんはふつう深刻しんこくではありません。しかし、麻疹ましんはときどき、次つぎのような深刻しんこくな健康上けんこうじょうの問題もんだいにつながります。

アメリカでは、麻疹ましんになった子こどもの1000人にんに1~2人にんくらいが命いのちを落おとしています。また、麻疹ましんにかかった後あと、何年なんねんも経たってから亜急性硬化性全脳炎あきゅうせいこうかせいぜんのうえん(SSPE)という珍めずらしい脳のうの病気びょうきにかかる人ひとがいますが、この病気びょうきにかかると、脳のうが傷きずついて命いのちを失うしないます。

医師いしはどのようにして、私わたしの子こどもが麻疹ましんかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは診察しんさつを行おこなって、次つぎの症状しょうじょうがないか調しらべます。

  • 麻疹ましんの発疹ほっしん

  • 口くちの中なかにできる、中心ちゅうしんが白はくまたは青白あおじろい小ちいさな赤あかい斑点はんてん(コプリック斑はん)

医師いしは血液検査けつえきけんさをして、あなたのお子こさんが麻疹ましんかどうかを確たしかめます。もしお子こさんが感染かんせんしていれば、医師いしは保健所ほけんじょに連絡れんらくし、保健所ほけんじょの職員しょくいんは地域ちいきの多おおくの人ひとに麻疹ましんが広ひろがるのを防ふせごうとします。

医師いしは麻疹ましんをどのように治療ちりょうしますか?

麻疹ましんを治なおせる治療法ちりょうほうはありません。自然しぜんな経過けいかにまかせて、子こどもを休やすませます。

子こどもの症状しょうじょうをやわらげるために、次つぎのことができます。

  • 熱ねつを下さげる薬くすり(アセトアミノフェンやイブプロフェンなど)を与あたえる

  • 子こどもを暖あたたかくて快適かいてきな状態じょうたいに保たもつ

  • 麻疹ましんによる合併症がっぺいしょうの可能性かのうせいを減へらすために、医師いしは子こどもにビタミンAを与あたえることもあります。

麻疹ましんはどうすれば予防よぼうできますか?

子こどもに麻疹ましんワクチンを接種せっしゅさせます。

  • 子こどもは、生後せいご12~15カ月げつと4~6才さいの合計ごうけい2回かい、麻疹ましんの予防接種よぼうせっしゅをします。

  • アメリカでは、麻疹ましんの流行中りゅうこうちゅうやアメリカ国外こくがいに旅行りょこうする前まえなど、必要ひつようならば生後せいご6カ月げつの子こどもでも最初さいしょの予防接種よぼうせっしゅを受うけることができます。

  • 麻疹ましんワクチンは、ムンプスと風疹ふうしんも予防よぼうするMMRワクチンの一部いちぶです。

  • 一部いちぶの人ひとは、ワクチン接種せっしゅの後あとに軽かるい発熱はつねつと発疹ほっしんが現あらわれることがあります。

  • 妊娠中にんしんちゅうの女おんなの人ひとや重おもい病気びょうきの人ひと、免疫めんえきの働はたらきが弱よわい人ひとなど特定とくていの人ひとは、MMRワクチンを接種せっしゅするべきではありません。

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