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多胎妊娠

執筆者:

Julie S. Moldenhauer

, MD, Children's Hospital of Philadelphia

最終査読/改訂年月 2016年 1月

多胎妊娠では子宮内に胎児が複数存在する。

多胎児(多胎)妊娠は,分娩70~80件当たり1件発生する。危険因子としては以下のものがある:

  • 排卵誘発(通常クロミフェンまたはゴナドトロピンによる)

  • 生殖補助医療(例,体外受精)

  • 多胎妊娠の既往

  • 母体高齢

子宮は過度に増大し早期の子宮収縮を刺激することが多く,早産の原因となる(平均妊娠週数は双胎で35~36週,品胎で32週,四胎で30週)。胎位は異常となりうる。子宮が第1子の娩出後に収縮して胎盤が剥離し,残りの胎児のリスクを上昇させることがある。ときに子宮の増大により分娩後の子宮収縮が障害され,弛緩出血の原因となる。

合併症

多胎妊娠は妊娠高血圧腎症,妊娠糖尿病,分娩後出血,帝王切開,早産,および発育不全のリスクを上昇させる。

一部の合併症は,多胎妊娠のみで発生する。一例として,双胎児間輸血症候群がある(双胎が同じ胎盤を共有している場合;この症候群では胎児間で血流の交通があるため,血液共有の不均衡がおこる)。

診断

  • 出生前超音波検査

多胎妊娠は子宮が妊娠週数に比して大きい場合に疑われる;出生前超音波検査において明らかとなる。

治療

  • 適応があれば帝王切開

適応があれば帝王切開を行う。先進する方の胎児が頭位である場合を除いて,双胎には帝王切開が推奨される。より数の多い多胎妊娠では典型的には胎位にかかわらず帝王切開が行われる。

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