過剰出血の主な原因

原因

血小板疾患

血小板数の減少

再生不良性貧血

脾腫の場合の肝硬変

急速に進行した場合の播種性血管内凝固症候群

血小板破壊を誘発する薬(ヘパリン、キニジン、キニーネ、スルホンアミド系、スルホニル尿素薬、リファンピシンなど)

溶血性尿毒症症候群

HIV感染症

免疫性血小板減少症

白血病

血栓性血小板減少性紫斑病

血小板数の増加(しばしば過剰な凝固を引き起こしますが、過剰な出血を引き起こすこともあります)

原発性血小板血症

血小板機能不全

血小板を機能不全にするおそれのある薬(アスピリンやその他のNSAIDなど)

慢性腎臓病

多発性骨髄腫

フォン・ヴィレブランド病

血液凝固障害

後天性

ヘパリン、ワルファリン、または直接型経口抗凝固薬(ダビガトラン、アピキサバン、エドキサバン、リバーロキサバン)などの抗凝固薬(凝固を妨げる薬)

ゆっくり進行する場合の播種性血管内凝固症候群

肝疾患

ビタミンK欠乏症

遺伝性

血友病

血管の病気

後天性

IgA血管炎

ビタミンC欠乏症

遺伝性

結合組織疾患(マルファン症候群など)

遺伝性出血性毛細血管拡張症

フォン・ヴィレブランド病

HIV = ヒト免疫不全ウイルス;NSAID = 非ステロイド系抗炎症薬