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髄芽腫は,未分化神経外胚葉性腫瘍であり,一般的に閉塞性水頭症を伴う後頭蓋窩腫瘤として現れる。
分子マーカーに基づき,分子構造および予後の観点から,少なくとも4つの型の髄芽腫が同定されている。予後は型により異なる。
髄芽腫は髄液全体に播種する可能性があるため,腰椎穿刺と頭蓋脊髄の画像検査によって病期診断を行い,進展度を判定すべきである。
髄芽腫の治療は髄芽腫の遺伝子型,患者年齢,および進展度によって異なる。小児の典型例では,放射線療法を回避するために,安全な範囲内での最大限の摘出(maximum safe resection)に続いて多剤併用化学療法が行われる(小児の髄芽腫も参照)。成人では,手術に続いて放射線療法が行われるが,さらに化学療法を追加することで生存率が改善する可能性がある。
髄芽腫
Image courtesy of William R. Shapiro, MD.
治療した場合の生存率は,5年で75%以上,10年で約67%である(1)。
(頭蓋内腫瘍の概要も参照のこと。)
参考文献
1.Li Q, Dai Z, Cao Y, et al: Comparing children and adults with medulloblastoma: A SEER based analysis.Oncotarget 9(53):30189-30198, 2018.doi: 10.18632/oncotarget.23773

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