レビュー/改訂 2024年 4月 | 修正済み 2024年 10月
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骨とは何ですか?

骨は、タンパク質とミネラル(カルシウムなど)でできた、かたくてじょうぶな組織です。

あなたの骨は:

  • あなたの体を形づくっています。

  • あなたの臓器を守っています(たとえば、頭蓋骨はあなたの脳を守っています)。

  • 血液の細胞がつくられる場所である、骨髄という組織の入れ物になっています。

骨の外側には、かたく密度の高い層があり、これが骨を強くしています。骨の中には小さな穴がたくさんあり、その中を血が流れるようになっています。骨の中には骨髄もあります。骨の外側は、骨膜という、シートのような形をしたうすい組織でおおわれていて、この膜は骨に栄養を送るのに役立っています。

骨はどのような働きをしますか?

骨は、あなたの体の形と骨組を作っていて、これらがあるために、あなたは動きまわることができます。

関節とは何ですか?

関節とは、骨と骨が組み合わさっている部分のことです。

関節は靭帯によって、つながっています。

  • 靭帯は、ベルトの形をした、やわらかくてじょうぶな組織で、骨から骨へと関節をまたぐように付いています。

関節には、いくつかの靭帯があり、それらが関節をつないでいます。靭帯と骨の端の形によって、関節は決まった方向にだけ動くようになっています。たとえば、あなたのひざの関節は曲げたり、のばしたりすることができますが、横には動きません。

肩のように、大きく動かすことができる関節もあります。肋骨(あばら骨)と脊椎の間にある関節のように、少ししか動かないものもあります。

靭帯と同じように、筋肉も関節をまたいで骨と骨をつないでいます。筋肉が縮むと、関節を引っぱることで、関節が開いたり閉じたりします。

骨はどのように成長しますか?

がい骨の模型を見ても、骨はパイプや木の棒みたいに見えて、あなたは骨が生きているとは思えないかもしれません。しかし:

  • 骨は生きている組織です。

  • 生きているすべての組織と同じように、酸素と栄養をもらうために、骨にもいつも血液が流れている必要があります。

子どもの骨は、端の部分がのびて成長していきます。子どもの骨の端には、成長板という、やわらかい部分があります。成長板では新しい骨がつくられ、そのために骨が長くなります。青年期になると、子どものころにあった成長板がかたい骨に変わり、骨の成長が止まります。

しかし、大人の骨でも、骨が壊れて作り直される現象がいつも続いていて、この現象はリモデリングといわれています。

  • リモデリングでは、古い骨の組織が少しずつ、新しい骨の組織に置きかわっていきます。

  • あなたの体のすべての骨は、10年くらいで完全に新しい骨に入れかわります。

骨が成長して入れかわるには、カルシウム、その他のミネラル、ビタミンD、そして一部のホルモンがいつも骨に届けられる必要があります。

骨髄はどのような働きをしていますか?

ほとんどの骨の中には、小さな穴がたくさん開いている場所があって、そこに骨髄が入っています。骨髄は、血液の細胞をつくり出す特別な細胞(幹細胞を含みます)からできています。

骨にはどのような問題が起こりますか?

骨には次のような問題が起こります。

骨の腫瘍には、がん(悪性)と、がんでないもの(良性)があります。一部のがんは、ほかの臓器から骨に広がります。

いくつかの種類のがん(多発性骨髄腫白血病リンパ腫など)は、骨髄にできることがあります。

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