骨折こっせつの大おおまかな説明せつめい

(骨折こっせつ)

完全なレビュー: 2025年 1月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 1月
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骨ほねが折おれたり割われたりしたものは、すべて骨折こっせつとみなされます。ほんの小ちいさなひび割われでも、大おおきく折おれてたくさん破片はへんがあっても関係かんけいありません。

  • 折おれた骨ほねはひどく痛いたみ、腫はれを引ひき起おこします。

  • 骨ほねが曲まがったりずれたりしているように見みえることがあります。

  • 折おれた骨ほねが、近ちかくの神経しんけいや血管けっかんを傷きずつけることもあります。

  • 医師いしはX線検査せんけんさで骨折こっせつを診断しんだんしますが、CT検査けんさやMRI検査けんさが役立やくだつこともあります。

  • 折おれた骨ほねを治なおすために、医師いしは折おれた骨ほねを元もとの位置いちにもどし、副子ふくし、ギプス、場合ばあいによっては金属きんぞく製せいの釘くぎ、ネジ、プレートで固定こていします。

けがをしたり、ひどい痛いたみや腫はれがあったり、けがをした部分ぶぶんを動うごかしたり使つかったりできない場合ばあいは、一番いちばん近ちかくの救急きゅうきゅう医療機関いりょうきかんに行いってください。

骨折こっせつにはどのような種類しゅるいがありますか?

医師いしはさまざまな骨折こっせつを説明せつめいするために専門用語せんもんようごをたくさん使つかいます。専門用語せんもんようごは、次つぎのようなことと関係かんけいがあります。

  • 折おれた骨ほねのかけらがどのような位置関係いちかんけいにあるか

  • 皮膚ひふに穴あながあいているか、また、骨ほねが突つき出でているか

  • 骨折こっせつが関節内かんせつないに達たっしているか

折おれた骨ほねのかけらは、かなりまっすぐな位置いちにあることもあります。しかし、ときには曲まがったり、ねじれたり、引ひきはなされたり、お互たがいに入はいり込こんだりすることがあります。骨ほねが割われていくつかの小ちいさなかけらになることもあります。

開放骨折かいほうこっせつは、折おれた骨ほねのとがった先端せんたんが皮膚ひふから突つき出でている骨折こっせつです。たいていは骨ほねが元もとの位置いちにもどり、小ちいさな切きり傷きずだけになります。しかし、骨ほねが突つき出でてしまうこともあります。開放骨折かいほうこっせつでは、微生物びせいぶつやよごれが折おれた骨ほねに入はいり込こみ、骨ほねの感染症かんせんしょうを引ひき起おこすことがあります。骨ほねの感染症かんせんしょうがあると、骨折こっせつが治なおるのを妨さまたげます。

関節内かんせつないに達たっしている骨折こっせつは、治なおっても縁ふちがなめらかではなくなる可能性かのうせいがあり、いつまでも続つづく関節かんせつの痛いたみやこわばりを引ひき起おこすことがあります。

骨折こっせつのおもな種類しゅるい

骨折こっせつの原因げんいんは何なんですか?

次つぎの場合ばあいに、骨ほねが折おれることがあります。

  • 転ころんだりスポーツでのけがなどにより、骨ほねが曲まがったりねじれたりしすぎる

  • 重おもいものや自動車事故じどうしゃじこなど、何なにかが骨ほねにとても強つよく当あたる

  • 走はしっているときなど、骨ほねに衝撃しょうげきがずっとくり返かえし加くわわる(これは疲労骨折ひろうこっせつといいます)

骨折こっせつにはどのような症状しょうじょうがありますか?

骨折こっせつには次つぎのような症状しょうじょうがあります。

  • けがをした部分ぶぶんをさわったり、そこに体重たいじゅうをかけたり、使つかったりしたときの痛いたみ

  • 腫はれ

  • けがをした部分ぶぶんをいつもどおり使つかえない(たとえば、足首あしくびの骨折こっせつがあれば、立たっていられないなど)

  • 神経しんけいが傷きずついている場合ばあい、ときにしびれやピリピリ感かん

折おれた骨ほねが出血しゅっけつすると、およそ1日後にちごにあざができることもあります。

医師いしはどのようにして、骨折こっせつしているかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは次つぎのことをします。

場合ばあいによっては、医師いしはCT検査けんさやMRI検査けんさもすることがあります。

医師いしは骨折こっせつをどのように治療ちりょうしますか?

骨折こっせつは、折おれた骨ほねの端はし同士どうしがふれていてまっすぐに並ならんでいるときに、最もっともよく治なおります。端はしがふれていなくて並ならんでいない場合ばあいは、そうなるように医師いしが動うごかす必要ひつようがあります。これを「骨折こっせつの整復せいふく」や「骨ほねつぎ」といいます。

折おれた骨ほねが血管けっかんや神経しんけいを押おしている場合ばあいや、開放骨折かいほうこっせつの場合ばあいは、すぐに医師いしが整復せいふくします。そうでない場合ばあい、医師いしは腫はれがひくのを何日なんにちか待まつことがよくあります。それまでは、副子ふくしをつけてあなたに痛いたみ止どめの薬くすりを与あたえます。

骨折こっせつを整復せいふくした後あと、医師いしは骨ほねが完全かんぜんに治なおりきるまで動うごかないように、折おれた骨ほねを固定こていする必要ひつようがあります。固定こていするために、医師いしは次つぎの方法ほうほうを使つかうことがあります。

  • 副子ふくし

  • ギプス

  • 手術しゅじゅつ

副子ふくしやギプスは、石膏せっこうやグラスファイバーなどのかたい素材そざいでできています。医師いしはまず、やわらかいパッドをつけて、石膏せっこうやグラスファイバーが皮膚ひふをこすらないようにします。ギプスでは、かたい素材そざいで腕うでや脚あしを包つつみこみます。副子ふくしでは、かたい素材そざいが部分的ぶぶんてきに巻まかれます。

骨折こっせつの手術しゅじゅつでは、医師いしは次つぎのものを使つかうことがあります。

  • 骨ほねの中心ちゅうしんの空洞くうどうに入いれる長ながい金属きんぞく製せいの棒ぼう

  • 折おれた骨ほねに直接ちょくせつ取とりつけるネジと金属きんぞく製せいのプレート

  • 脚あしや腕うでの外側そとがわから折おれた骨ほねに(創外固定器そうがいこていきと呼よばれるピンで)くっつける、金属きんぞく製せいのフレーム

開放骨折かいほうこっせつがある場合ばあいは、折おれた骨ほねの端はしからよごれや微生物びせいぶつを取とり除のぞく手術しゅじゅつも必要ひつようになることがあります。

創外固定器そうがいこていき

ギプスはどのように手入ていれすればよいですか?

ギプスをつけている場合ばあい、次つぎのことをしてください:

  • 入浴中にゅうよくちゅうは、防水ぼうすいのギプスカバーやビニール袋ぶくろでギプスがぬれないようにする(輪わゴムで出入でいり口ぐちをふさぐ)

  • ギプスがしめった場合ばあいは、ヘアドライヤーで乾かわかす(ぬれすぎた場合ばあいは、医師いしがギプスをかえなければいけないことがある)

  • 腫はれをやわらげるために、ギプスを心臓しんぞうより上うえにあげる

  • 皮膚ひふを守まもるために、ギプスの端はしがザラザラしているところにはやわらかいテープをはる

  • ギプスの周まわりの部分ぶぶんを毎日まいにちきれいにする

  • ギプスの中なかには絶対ぜったいにものを入いれない

ギプスが次つぎのことに当あてはまるか、熱ねつが出でた場合ばあいは、医師いしに電話でんわしてください:

  • とてもきつく感かんじる

  • けがをした部分ぶぶんに痛いたみやしびれが現あらわれたり、力ちからが出でない

  • 赤あかみや痛いたみを引ひき起おこしている

  • ひどいにおいがする

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