成人せいじんにみられる発熱はつねつ

完全なレビュー: 2024年 1月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 2月
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発熱はつねつとは何なんですか?

発熱はつねつとは、体温たいおんが37.8度どくらいを超こえている状態じょうたいのことです。暑あつく感かんじたり、汗あせがでたりするだけが発熱はつねつではありません。発熱はつねつとして認みとめられるには、体温計たいおんけいで測定そくていして体温たいおんが高たかいことを確認かくにんする必要ひつようがあります。

正常せいじょうな体温たいおんは、だれもが同おなじではありませんが、ふつうは37度どくらいです 一部いちぶの人ひとでは、正常せいじょうな体温たいおんがこの範囲はんいを1度ど上うえ回かいったり下回したまわったりします。

  • 健康けんこうな人ひとに起おきる発熱はつねつは、ほとんどがウイルスに感染かんせんしたことによるもので、通常つうじょうは数日すうじつで自然しぜんに治おさまります。

  • 発熱はつねつがある場合ばあい、現あらわれる症状しょうじょうのほとんどが、発熱はつねつそのものではなく、発熱はつねつを引ひき起おこしている何なにかが原因げんいんで起おきています。

  • 体温たいおんがおよそ41.1℃以上いじょうにならない限かぎり、発熱はつねつそのものが体からだを傷きずつけることはありません。

  • 医師いしは診察しんさつをして、場合ばあいによりいくつか検査けんさをして、発熱はつねつの原因げんいんを見みつけようとします。

  • イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの薬くすりは、発熱はつねつでつらい場合ばあいに、熱ねつを下さげる効果こうかがあります。

大人おとなの発熱はつねつの原因げんいんは何なんですか?

発熱はつねつを引ひき起おこす病気びょうきはたくさんあります。

最もっとも一般的いっぱんてきな原因げんいんは以下いかのものです。

あまり多おおくはありませんが、発熱はつねつは以下いかが原因げんいんの場合ばあいもあります。

がんや炎症性疾患えんしょうせいしっかんでは通常つうじょう、発熱はつねつが長ながく続つづきます。発熱はつねつは継続けいぞくすることもあれば、体温たいおんが上あがったり下さがったりもします。

高齢者こうれいしゃの場合ばあい、発熱はつねつの原因げんいんは通常つうじょう、細菌さいきんによる感染症かんせんしょうで、肺はい、尿路にょうろ、皮膚ひふ、その他たの軟部組織なんぶそしきへの感染かんせんが多おおくなっています。しかし、高齢者こうれいしゃでは感染症かんせんしょうによって必かならずしも発熱はつねつするとは限かぎりません。

不明熱ふめいねつ

不明熱ふめいねつとは、以下いかのような発熱はつねつのことをいいます。

  • 38.3度ど以上いじょうある

  • 数週間すうしゅうかん継続けいぞくしている

  • 医師いしがはっきりした原因げんいんを特定とくていできない

通常つうじょうは、血液検査けつえきけんさや尿検査にょうけんさ、画像検査がぞうけんさなど、多おおくの検査けんさを行おこなって、異常いじょうな感染症かんせんしょうやがんがないかを調しらべます。以上いじょうのような検査けんさで結果けっかが陰性いんせいの場合ばあいには、肝臓かんぞう、骨髄こつずい、その他たの疑うたがわしい部位ぶいからサンプル用ようの組織そしき(生検せいけん)を採取さいしゅすることも必要ひつようになることがあります。

大人おとなの発熱はつねつにはどのような症状しょうじょうがありますか?

発熱はつねつは病気びょうきの1つの症状しょうじょうです。発熱はつねつ自体じたいは、通常つうじょう、以下いかの症状しょうじょうを除のぞき、多おおくの症状しょうじょうを引ひき起おこすことはありません。

  • 発熱はつねつが始はじまると、全身ぜんしんが震ふるえて、寒さむい屋外おくがいにいるかのように歯はがガタガタ鳴なってしまうことがあります(「寒気さむけ」といいます)。

  • 熱ねつが高たかいと、皮膚ひふを触さわったときに熱あつく感かんじます。

  • 発熱はつねつが治おさまる(「熱ねつが下さがる」)と、大量たいりょうの汗あせをかくことがあります。

発熱はつねつの原因げんいんが何なんであれ、その原因げんいんによる症状しょうじょうが出でることもあります。例たとえば、発熱はつねつが胸部きょうぶ感染かんせんによるものである場合ばあい、せきが出でることがあります。

発熱はつねつについて、私わたしはどのようなときに病院びょういんに行いけばいいですか?

もしも発熱はつねつの他ほかに、以下いかにあげる注意ちゅういすべき徴候ちょうこうが1つでも当あてはまる場合ばあいは、すぐに病院びょういんに行いってください。

  • 混乱こんらんなど、思考しこう能力のうりょくに変化へんかがある

  • 頭痛ずつうや項部こうぶの硬直こうちょく、またはその両方りょうほう

  • 発疹ほっしん

  • 気きが遠とおくなったり、頭あたまがふらついたりする

  • 心臓しんぞうの動うごきが速はやくなる

  • 息切いきぎれがしたり、呼吸こきゅうが速はやくなったりしている

  • 体温たいおんが40度どを超こえているか、35度どを下回したまわっている

  • マラリアなどの深刻しんこくな感染症かんせんしょうが流行りゅうこうしている地域ちいきに最近さいきん旅行りょこうした

  • 免疫めんえきの働はたらきを弱よわめる薬くすり(免疫抑制薬めんえきよくせいやく)を最近さいきん使つかった

これらの前兆ぜんちょうはいずれも認みとめられないが、1~2日間かかん以上いじょうにわたって発熱はつねつがみられる場合ばあいは、かかりつけの医師いしに連絡れんらくしてください。年齢ねんれい、症状しょうじょう、病歴びょうれきによっては、医師いしは患者かんじゃに診察しんさつを受うけさせて、発熱はつねつの原因げんいんを調しらべるために検査けんさを行おこなうことがあります。医師いしは以下いかの検査けんさを指示しじすることがあります。

  • 血液検査けつえきけんさ

  • 尿検査にょうけんさ

  • 胸部きょうぶX線検査せんけんさ

  • 症状しょうじょうによっては、その他たの検査けんさ

他ほかの症状しょうじょうがあってもなくても、発熱はつねつが3~4日か以上いじょう続つづく場合ばあいは、病院びょういんに行いってください。

医師いしは成人せいじんの発熱はつねつをどのように治療ちりょうしますか?

体調たいちょうや体温たいおんにもよりますが、その発熱はつねつは体からだが感染症かんせんしょうと戦たたかっている証拠しょうこですので、発熱はつねつに対たいする治療ちりょうは必要ひつようない場合ばあいもあります。発熱はつねつの原因げんいんが何なんであれ、医師いしはその原因げんいんに対たいする治療ちりょうを行おこないます。

発熱はつねつそのものがつらい場合ばあい、医師いしはアセトアミノフェンやイブプロフェンなどの熱ねつを下さげる薬くすりを処方しょほうすることがあります。水分すいぶんを多おおめに摂とったり、涼しい服装ふくそうを着ちゃくたりすると、より快適かいてきになることがあります。

41.0度どを超こえる発熱はつねつの場合ばあいは、入院にゅういんが必要ひつようになるかもしれません。病院びょういんでは、静脈じょうみゃくから水分すいぶんが補給ほきゅうされ、冷却れいきゃくブランケットが使用しようされます。

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