感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえん

完全なレビュー: 2024年 10月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2024年 10月
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感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんとはどのような病気びょうきですか?

心内膜炎しんないまくえんとは、心臓しんぞうの内側うちがわで起おきる炎症えんしょうのことです。感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんは:

  • 心臓しんぞうの中なかで起おきる感染症かんせんしょうです。

感染かんせんは心臓しんぞうの部屋へやの壁かべの表面ひょうめんに起おこることもあれば、心臓しんぞうの弁べんの表面ひょうめんに起おこることもあります。

  • 感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんは、細菌さいきんが血液けつえきの流ながれに入はいりこんで、心臓しんぞうの中なかまで移動いどうすることで発生はっせいします。

  • 感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんの多おおくは心臓しんぞうの異常いじょうな組織そしきで起おこるので、心臓しんぞうの先天異常せんてんいじょうがある場合ばあいや、心臓しんぞうの弁べんが傷きずついている場合ばあい、心臓しんぞうに人工じんこうの弁べんが入はいっている場合ばあいなどに起おこります。

  • 感染かんせんが起おこると、心臓しんぞうの弁べんが傷きずついて、弁べんが正ただしく働はたらかなくなり、心不全しんふぜんという状態じょうたいになる可能性かのうせいがあります。

  • 医師いしは、血液検査けつえきけんさと心しんエコー検査けんさをして、あなたが感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんかどうかを確たしかめます。

  • 医師いしは感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんの治療ちりょうに抗菌薬こうきんやくを使つかいますが、手術しゅじゅつが必要ひつようになることもあります。

  • 人工じんこうの心臓弁しんぞうべんを使つかっている場合ばあいや、心臓しんぞうに生うまれつきの異常いじょうがある場合ばあいは、心内膜炎しんないまくえんを予防よぼうするために、手術しゅじゅつや歯はの治療ちりょうを受うける前まえに抗菌薬こうきんやくを飲のむ必要ひつようがあるかもしれません。

感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんの原因げんいんは何なんですか?

感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんは、血液けつえきの中なかに入はいりこんで心臓しんぞうまで移動いどうしてきた細菌さいきんや真菌しんきんによって引ひき起おこされます。もし次つぎのことに当あてはまるなら、細菌さいきんが血液けつえきの中なかに入はいってくる可能性かのうせいがあります。

もしあなたが次つぎのものに当あてはまるなら、あなたは感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんになる危険性きけんせいが高たかいです。

  • 生うまれつき心臓しんぞうに問題もんだいがある

  • 心臓しんぞうの弁べんに異常いじょうや傷きずがある

  • レクリエーショナルドラッグを注射ちゅうしゃしている

  • 免疫めんえきの働はたらきが弱よわっている

  • 人工じんこうの心臓弁しんぞうべん、ペースメーカー、または植込うえこみ型除細動器がたじょさいどうきを使つかっている

  • 感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんになったことがある

感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんにはどのような症状しょうじょうがありますか?

感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんはふつう、ゆっくりと起おこります。しかし、ときには急きゅうに起おこることもあります。

亜急性感染性心内膜炎あきゅうせいかんせんせいしんないまくえんでは、心内膜炎しんないまくえんが数週間すうしゅうかんから数すうカ月げつをかけて、ゆっくりと発生はっせいします。次つぎのような症状しょうじょうがゆっくり現あらわれてきます。

  • 疲労感ひろうかん

  • 軽かるい発熱はつねつ(37~38度どくらい)

  • 体重減少たいじゅうげんしょう

  • 発はつ汗あせ

急性感染性心内膜炎きゅうせいかんせんせいしんないまくえんは、突然とつぜん始はじまって、すぐにとても悪わるい状態じょうたいになります。心臓しんぞうの弁べんの1つが、数日すうじつのうちに、ひどく傷きずつくことがあります。次つぎのような症状しょうじょうがあります。

  • 高熱こうねつ(39~40度どくらい)

  • 極度きょくどの疲つかれ

  • 呼吸困難こきゅうこんなん

どの種類しゅるいの心内膜炎しんないまくえんでも、ほかに次つぎの症状しょうじょうも現あらわれることがあります。

  • 悪寒おかん

  • 関節痛かんせつつう

  • 皮膚ひふが青白あおじろくなる

  • 皮膚ひふの下したに、痛いたみのあるしこりができる

ときには、感染かんせんしたものが心臓しんぞうから出でて、血液けつえきの流ながれに乗のって、体からだのほかの部分ぶぶんに広ひろがることがあります。肺はい、脳のう、腎臓じんぞうや、そのほかの臓器ぞうきに感染かんせんが起おこることがあります。

医師いしはどのようにして、私わたしが感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは、あなたの症状しょうじょうから感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんを疑うたがいます。確たしかめるために、医師いしは次つぎのことをします。

  • 心しんエコー検査けんさ(心臓しんぞうの超ちょう音波検査おんぱけんさ)

  • 細菌さいきんがいないか調しらべるための血液検査けつえきけんさ

医師いしは感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんをどのように治療ちりょうしますか?

医師いしは次つぎの方法ほうほうで感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんを治療ちりょうします。

  • 抗菌薬こうきんやくを、2週間しゅうかんから8週間しゅうかんにわたり、静脈じょうみゃくに注射ちゅうしゃする

  • 場合ばあいにより、傷きずついた心臓しんぞうの弁べんを修理しゅうりしたり、新あたらしい弁べんに取とりかえたりする心臓しんぞうの手術しゅじゅつ

感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんはどうすれば予防よぼうできますか?

感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんを予防よぼうするために、次つぎのようにします。

  • レクリエーショナルドラッグの注射ちゅうしゃをしない

  • 感染症かんせんしょうはすぐに治療ちりょうする

  • 歯ははと歯はぐきのケアをしっかりする

もしあなたが感染性心内膜炎かんせんせいしんないまくえんになる危険性きけんせいが高たかい人ひとなら、これらのことに特とくに注意ちゅういする必要ひつようがあります。また、危険性きけんせいが高たかい人ひとには、次つぎのことも必要ひつようになる場合ばあいがあります。

  • 細菌さいきんが体からだの中なかに入はいってくる可能性かのうせいがある歯はや体からだの手術しゅじゅつを受うける前まえに、抗菌薬こうきんやくを飲のむ

自分じぶんのリスクが高たかいかどうかは、かかりつけの医師いしに質問しつもんしてください。

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