肝臓かんぞうがん

完全なレビュー: 2025年 4月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 4月
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肝臓かんぞうは、おなかの右側みぎがわ、肋骨ろっこつのすぐ下したにある、アメフトボールくらいの大おおきさをした臓器ぞうきです。食たべものの消化しょうかを助たすけたり、体からだの機能きのうを助たすける物質ぶっしつをつくったりしています。

肝臓かんぞうがんとはどのような病気びょうきですか?

肝臓かんぞうがんには2種類しゅるいのものがあります。

  • 原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがん:最初さいしょから肝臓かんぞうにできたがん

  • 転移性てんいせいの肝臓かんぞうがん:別べつの臓器ぞうきにできたがんが肝臓かんぞうに広ひろがった(転移てんいした)もの

大人おとなに起おきる原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがんのうち、最もっともよくある種類しゅるいは次つぎのものです。

  • 肝細胞かんさいぼうがん

これ以外いがいの原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがんは、まれです。

転移性てんいせいの肝臓かんぞうがんは、原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがんよりも多おおくみられます。多おおくのがんが肝臓かんぞうに広ひろがる(転移てんいする)可能性かのうせいがあります。最もっとも多おおいのは、結腸けっちょう、乳房にゅうぼう、肺はい、膵臓すいぞうのがんです。

治療ちりょうをしないと、肝臓かんぞうがんが大おおきくなって広ひろがり、肝臓かんぞうの機能きのうが正常せいじょうに保たもたれなくなります。ほかの臓器ぞうきから発生はっせいして肝臓かんぞうに広ひろがったがんは、原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがんと治療ちりょうのやり方かたがちがいます。

肝臓かんぞうと胆嚢たんのうの概観がいかん

肝臓かんぞうがんの原因げんいんは何なんですか?

次つぎのことに当あてはまる人ひとは、原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがんが起おこる可能性かのうせいがほかの人ひとより高たかいです。

  • B型がたまたはC型がた肝炎かんえんに長ながい間あいだかかっている

  • ふだんからお酒さけを飲のみすぎている

  • 肝臓かんぞうの中なかにたくさんの脂肪しぼうや瘢痕組織はんこんそしきがある

  • 糖尿病とうにょうびょうがある人ひと

  • 体からだの中なかにある鉄てつの量りょうが多おおすぎる

  • 特定とくていのカビや化学物質かがくぶっしつにさらされた

肝臓かんぞうがんにはどのような症状しょうじょうがありますか?

肝臓かんぞうがんは、最初さいしょのうちは何なんの症状しょうじょうも引ひき起おこさないことがありますが、後あとになって次つぎのような症状しょうじょうが出でてきます。

  • 体重たいじゅうを減へらす

  • おなかが空すかない

  • 力ちからが出でず、疲つかれを感かんじる

ほかにも次つぎのような症状しょうじょうがあります。

  • 黄疸おうだん(皮膚ひふや目めの白しろい部分ぶぶんが黄色きいろくなる)

  • おなかの不快感ふかいかん

  • おなかがふくらむ

  • 吐はき気けと嘔吐おうと

ほかの多おおくの病気びょうきでも同おなじような症状しょうじょうがみられます。

医師いしはどのようにして、私わたしが肝臓かんぞうがんかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは次つぎのことをします。

医師いしは肝臓かんぞうがんをどのように治療ちりょうしますか?

原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがん

がんが早はやいうちに見みつかった場合ばあいは、医師いしは手術しゅじゅつでがんを取とり除のぞくことがあります。実際じっさいに行おこなわれることはとても少すくないですが、肝臓かんぞう全体ぜんたいを取とり出だして、ほかの人ひとの健康けんこうな肝臓かんぞうで置おきかえる手術しゅじゅつ(肝移植かんいしょく)をすることもあります。

原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがんに対たいするそのほかの治療法ちりょうほうには、次つぎのものがあります。

  • 薬くすり

  • プローブという機器ききを皮膚ひふを通とおして腫瘍しゅようの中なかまで入いれて、腫瘍しゅように熱ねつを加くわえたり、腫瘍しゅようを凍こおらせたりする治療ちりょう

  • 腫瘍しゅようの中なかに薬くすりやアルコールを注射ちゅうしゃする治療ちりょう

  • 腫瘍しゅように強つよいX線せんをあてる治療ちりょう(放射線療法ほうしゃせんりょうほう)

肝臓かんぞうがんは、大おおきくなって、ほかの部分ぶぶんに広ひろがった後あとに見みつかることが多おおく、これらの治療法ちりょうほうでは効果こうかがないこともあります。そのような場合ばあいは、薬くすりやそのほかの治療法ちりょうほうを使つかって、痛いたみなどの症状しょうじょうをやわらげます。

転移性てんいせいの肝臓かんぞうがん

転移性てんいせいの肝臓かんぞうがんには、がんを取とり除のぞく手術しゅじゅつをしても、ふつう助たすけになりません。医師いしはおそらく化学療法かがくりょうほうを勧すすめるでしょう。化学療法かがくりょうほうはふつう、薬くすりを静脈じょうみゃくの中なかに入いれる方法ほうほうで行おこないます。場合ばあいによっては、長ながいチューブを脚あしにある動脈どうみゃくから肝臓かんぞうの中なかまで入いれることもあります。そうすることで、化学療法かがくりょうほうの薬くすりを腫瘍しゅようがあるところに正確せいかくに送おくりこむことができます。

肝臓かんぞうがんはどうすれば予防よぼうできますか?

原発性げんぱつせいの肝臓かんぞうがんになる危険性きけんせいは、次つぎの方法ほうほうで減へらすことができます。

  • B型がたおよびC型がた肝炎かんえんの検査けんさを受うけて、治療ちりょうするために薬くすりを飲のむ

  • お酒さけをたくさん飲のまないようにする

  • 体重たいじゅうに気きをつける

B型がたまたはC型肝炎がたかんえんがあるか、肝臓かんぞうにたくさんの瘢痕はんこん(肝硬変かんこうへん)がある場合ばあいは、たとえ症状しょうじょうがなくても、医師いしは肝臓かんぞうがんがないか調しらべるために血液検査けつえきけんさと超ちょう音波検査おんぱけんさをすることがあります。

肝臓かんぞうがんについてのくわしい情報じょうほうは、どこで教おしえてもらえますか?

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