(薬物使用と薬物乱用も参照のこと。)
コカインにはアンフェタミンとよく似た作用があります。鼻から吸引したり、直接静脈に注射したり、熱して吸入します。コカインは、炭酸水素ナトリウムとともに煮沸するとクラックコカインと呼ばれる遊離型の純化コカインになります。クラックコカインを熱するとコカイン蒸気になり、吸入することができます。蒸気の吸入は煙を吸っているようにいわれますが、実際にクラックを燃やしているわけではありません。クラックコカインは、コカインを静脈に注射した場合とほぼ同等の即効性があります。
大量に常用する人や、静脈に注射する人、煙を吸入する人は依存症になる可能性が最も高い傾向があります。少量をたまに使用する人や、鼻や口から摂取する人はあまり依存症になりません。
症状
診断
治療
緊急の治療
解毒とリハビリテーション
コカインの長期間使用者がコカインをやめると抑うつ状態になりやすく、自殺の衝動に駆られるおそれがあるため、厳重な監視が必要です。病院または薬物中毒の治療センターでの入院が必要になる場合もあります。コカイン嗜癖には精神療法が最も効果的な治療法です。薬物を使用しない状態を保つために、多くの自助グループやコカインホットラインが利用できます。
コカイン嗜癖者によくみられるうつ病などの精神障害には、適切な薬物療法を行います。
