生後4カ月未満の乳児における輸血閾値
ヘマトクリット | 赤血球輸血基準* |
|---|---|
< 45％ | 先天性チアノーゼ性心疾患 ECMOの使用 |
< 35％ | FIO2 > 35％となるよう酸素フード下で酸素投与 平均気道圧 > 6～8cmH2OでのCPAPまたは機械的人工換気の使用 |
< 30％ | 酸素投与の実施 CPAPまたは機械的人工換気の使用 心拍数または呼吸数の顕著な異常† |
< 20％ | 網状赤血球数低値および貧血症状（例，頻脈，頻呼吸，哺乳不良） |
* これらの基準のうち少なくとも1つを満たしていなければならない。 | |
† 異常として，12時間に6回を超える無呼吸発作，バッグマスク換気を要する無呼吸発作が24時間に2回（メチルキサンチン類の治療量投与中），24時間に180/分を超える心拍数，臨床的に重大な徐脈，および80回/分を超える呼吸数の24時間継続などがある。 | |
CPAP = 持続陽圧呼吸療法；ECMO = 体外式膜型人工肺；FIO2 = 吸入気酸素濃度 | |
Adapted from Roseff SD, Luban NLC, Manno CS: Guidelines for assessing appropriateness of pediatric transfusion.Transfusion 42(11):1398–1413, 2002.doi: 10.1046/j.1537-2995.2002.00208.x.See also New HV, Berryman J, Bolton-Maggs PH, et al: Guidelines on transfusion for fetuses, neonates and older children. Br J Haematol 175(5):784–828, 2016.doi: 10.1111/bjh.14233. | |