ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫のLugano分類

病期*

診断基準

限局期

I期

リンパ節病変が1カ所のみ,または1カ所の節外病変

II期

横隔膜の片側のみにリンパ節病変が2カ所以上,限局性かつ連続性のあるリンパ節外病変を含む場合もある

進行期

III期

横隔膜の両側にリンパ節病変が複数,脾臓浸潤,またはその両方

IV期

節外浸潤(例,骨髄,肺,肝臓)

*下位分類Eは,I期の1つの節外病変またはII期の限局性かつ連続性のある節外病変を示す。非連続性の節外部位の病変はIV期とみなされる。ホジキンリンパ腫の病期は,全身症状(体重減少,発熱,または盗汗)がみられないことを示すAと,全身症状がみられることを示すBにさらに分類できる。bulky病変は,CT上で最大径が10cm以上の単一のリンパ節腫瘤と定義される。限局期ホジキンリンパ腫のbulky病変は,従来のカットオフ値の10cmではなく,ときに7cm以上と定義されることがある。