ヒトインスリン製剤の作用発現,ピーク,および持続時間*

インスリン製剤

作用発現

作用のピーク

作用持続時間

超速効型

リスプロ,アスパルト,グルリシン†

5~15分

45~75分

3~5時間

レギュラー(吸入)

< 15分

50分

2~3時間

速効型

レギュラー†

30~60分

2~4時間

6~8時間

中間型

イソフェンインスリン(NPH)‡

約2時間

4~12時間

18~26時間

レギュラー(U-500)

30分

4~8時間

13~24時間

持効型

グラルギン

3~4時間

ピークなし

24時間

インスリングラルギン(U-300)

6時間

ピークなし

24時間

デテミル

1~2時間

ピークなし

14~24時間

デグルデク

1~2時間

ピークなし

> 40時間

混合型

70%イソフェンインスリン(NPH)/30%レギュラー

30~60分

2相性(NPHおよびレギュラー)

10~16時間

50%イソフェンインスリン(NPH)/50%レギュラー

0.5~1時間

2~12時間

10~16時間

50%リスプロプロタミン/50%リスプロ

30~60分

2相性(リスプロプロタミンおよびリスプロ)

10~16時間

75%リスプロプロタミン/25%リスプロ

5~15分

2相性(リスプロプロタミンおよびリスプロ)

10~16時間

70%アスパルトプロタミン/30%アスパルト

5~15分

2相性(アスパルトプロタミンおよびアスパルト)

10~16時間

70%デグルデク/30%アスパルト

15分

2相性(デグルデク&アスパルト)

> 40時間

*皮下投与を仮定したおおよその時間であり,注射技術および吸収に影響を及ぼす因子によって変動する可能性がある。

†リスプロおよびアスパルトは中間型インスリンとの混合製剤としても利用できる。

‡NPHは混合製剤にも存在する(NPH/レギュラー)。

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