ASBESTOS*:化学兵器または放射能兵器による多数の傷病者の二次評価

イニシャル

化学兵器による損傷の評価

放射能兵器による損傷の評価

因子(Agent)

種類(中毒症候群が存在するか)

推定量

種類(α線,β線,γ線,中性子)

推定線量

状態(State)

物質は以下のどれか:

  • 固体

  • 液体†

  • 気体

  • 蒸気†

  • エアロゾル

  • 組合せ

化学兵器の場合と同じ

部位(Body site)

侵入経路(曝露および吸収)

曝露か(全身を通過したか)?部位は?

体外汚染か?部位は?

内部汚染か?部位は?

組合せか?

影響(Effect)

分布

  • 局所

  • 全身

  • 両方

化学兵器の場合と同じ

重症度(Severity)

作用

曝露

化学兵器の場合と同じ

時間経過(Time course)

過去(発症,潜伏期間)

現在(改善しつつあるか,悪化しつつあるか,安定しているか)

未来(期待される予後)

化学兵器の場合と同じ

ほかの診断はあるか(Other diagnosis?)

(鑑別診断)の代替

(併存症の診断)への追加

化学兵器の場合と同じ

相乗作用(Synergism)

複数曝露の複合作用

化学兵器の場合と同じ

* ASBESTOSという頭字語は,Clin Lab Med 21(3):593-605, 2001で著者のMadsen JMが導入したものである。

† 最も一般的な状態