難聴の主な遺伝的原因

難聴の主な遺伝的原因

症候群

遺伝形式

臨床所見

鰓耳腎症候群(Melnick-Fraser症候群)

AD

大半の症例で難聴および耳の異常がみられる

腎臓の異常および鰓裂嚢胞または鰓裂瘻孔に関連する

ジャーベル-ランゲ-ニールセン症候群

AR

重度の先天性難聴

心拍リズムの異常(例,QTc間隔延長)

失神および突然死のリスク増大

ペンドレッド症候群

AR

進行性の難聴

非中毒性甲状腺腫(甲状腺機能正常甲状腺腫[euthyroid goiter]),先天性甲状腺腫,および前庭症状に関連する

スティックラー(Stickler)症候群

AD

難聴の程度は様々であり,徐々に重症化することがある

骨や骨格の異常に関連する

多くは重度の近視を伴う

アッシャー(Usher)症候群

AR

小児における聾の3~6%,小児における難聴の3~6%を占める

網膜色素変性を伴う

臨床的に3つのタイプがある

ワールデンブルグ症候群

AD

難聴がみられる場合は先天性である

毛髪,眼,皮膚の色素変化を伴う

4つの認識されている型があり,それぞれ身体的特徴が異なる

AD = 常染色体顕性(優性);AR = 常染色体潜性(劣性)

AD = 常染色体顕性(優性);AR = 常染色体潜性(劣性)

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