爆傷の機序

爆傷の機序

種類

機序

典型的な損傷

一次

超音速爆風の身体への衝突

中空または気体が充満した構造に優先的に影響

肺の圧外傷(爆傷肺)

鼓膜破裂および中耳損傷

腹部出血および腸穿孔

眼球破裂

軽度の外傷性脳損傷(脳震盪)

二次

爆発により生じた破片の身体への衝突

穿通性損傷または鈍的損傷

眼の貫通(明白または潜在性)

三次

爆風により投げ飛ばされた身体の環境表面または破片への衝突

骨折および外傷性切断

閉鎖性脳損傷または開放性脳損傷

四次

一次,二次,または三次爆傷とは独立したプロセス(例,熱傷,毒物吸入,崩壊物の下敷きになったことによる挫滅損傷,内科的疾患の悪化)

熱傷

横紋筋融解およびコンパートメント症候群を伴う挫滅損傷

吸入した毒性物質による気道損傷

問題の事象によって誘発された喘息,狭心症,または心筋梗塞

五次

爆風および爆轟後の環境から身体に吸収された毒性物質(例,放射性物質,生物学的物質)による損傷

放射線熱傷または急性放射線症(具体的な症状については兵器としての生物剤および集団殺傷兵器としての毒素も参照)

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