眼瞼腫瘍

執筆者:Richard C. Allen, MD, PhD, University of Texas at Austin Dell Medical School
Reviewed BySunir J. Garg, MD, FACS, Thomas Jefferson University
レビュー/改訂 修正済み 2024年 2月
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眼瞼の皮膚は良性および悪性腫瘍増殖の好発部位である。

眼瞼黄色腫

眼瞼黄色腫は,よくみられる脂質物質から成る黄白色で扁平なプラークの良性沈着であり,上下の眼瞼の皮下に発生する。一部の眼瞼黄色腫では脂質異常症がみられるが,大半の症例ではみられない。診断は病変の外観による。眼瞼黄色腫の治療は必要ないが,審美上の理由から眼瞼黄色腫を摘出してもよく,基礎疾患である脂質異常症は治療すべきである。

基底細胞癌

基底細胞癌はしばしば眼瞼縁に発生し,画像にみられるように,典型的には内眼角と頬上部の眼瞼縁に睫毛の喪失を伴う。転移はまれである。生検で診断を確定する。

治療は,従来の手技またはMohs手術による外科的切除である。局所進行または転移性の基底細胞癌に対しては,ヘッジホッグシグナル伝達経路の低分子阻害薬(例,ビスモデギブ[vismodegib]またはソニデギブ[sonidegib])による治療が眼球て既出を回避する上で有望であることが示されている(1)。

その他の悪性腫瘍

その他の種類の悪性腫瘍は比較的頻度が低く,扁平上皮癌,皮脂腺癌,黒色腫などがある。眼瞼腫瘍は,慢性眼瞼炎または慢性霰粒腫に類似することもある。したがって,慢性眼瞼炎,慢性霰粒腫,または同様の病変が初期治療に反応しない場合は,生検を行うべきである。

総論の参考文献

  1. 1.Allen RC: Surgical management of periocular cancers: High- and low-risk features drive treatment.Curr Oncol Rep 19(9):57, 2017.doi: 10.1007/s11912-017-0618-1

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