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縮小条虫(Hymenolepis diminuta)は,ヒトに腸管感染症を引き起こす条虫である。
縮小条虫(H. diminuta)はネズミに寄生する条虫で,その生活環は貯穀害虫を中間宿主とする小形条虫(Hymenolepis nana)の間接的な生活環と類似している。縮小条虫(H. diminuta)では,齧歯類(主にネズミ)が終宿主となり,甲虫(小麦粉や穀物に混じった甲虫)が中間宿主となる。ヒトが感染した貯穀害虫を含んだ食物を摂取することで,終宿主となることがある。縮小条虫(H. diminuta)の体長は20~60 cmである。
ヒトの感染症は通常無症状であるが,軽度の消化管症状を引き起こすことがある。
診断は便中での特徴的な虫卵の検出による。
縮小条虫(H. diminuta)感染症の治療はプラジカンテルによる(1)。代替薬として,ニタゾキサニド(nitazoxanide)や(米国外では)ニクロサミド(niclosamide)などがある。
治癒を確認するため,治療完了後1カ月時点で便検体を再度採取すべきである。
参考文献
1.Tiwari S, Karuna T, Rautaraya B: Hymenolepis diminuta Infection in a Child from a Rural Area: A Rare Case Report. J Lab Physicians 6(1):58-59, 2014.doi:10.4103/0974-2727.129096

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