パーソナリティ症しょうの大おおまかな説明せつめい

完全なレビュー: 2024年 8月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2024年 8月
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パーソナリティ症しょうとはどのような病気びょうきですか?

パーソナリティとは、考かんがえ、理解りかい、反応はんのう、人ひととの関かかわりについての、その人ひと独自どくじのやり方かたのことです。普通ふつうではないパーソナリティをもっているように見みえる人ひとはたくさんいます。しかし、そうした人ひとにパーソナリティ症しょうがあるとみなされるのは、そのパーソナリティが次つぎのことに当あてはまる場合ばあいだけです。

  • 仕事しごとや学校がっこうで大おおきな問題もんだいを引ひき起おこしている

  • 他ほかの人ひとと普通ふつうに関かかわれない

  • 問題もんだいを引ひき起おこしているのに、態度たいどを変かえたり、調整ちょうせいしたりすることができない

パーソナリティ症しょうの人ひとは普通ふつう、自分じぶんには何なにも問題もんだいがないと思おもっています。離婚りこんや失業しつぎょうなど、パーソナリティ症しょうがあることによる結果けっかに、動揺どうようすることはあります。しかし、そのような問題もんだいは他ほかの人ひとのせいで、自分じぶんのせいではないと考かんがえます。他ほかの人ひとにとっては、普通ふつう、パーソナリティ症しょうのある人ひとに対処たいしょするのは難むずかしいことです。

パーソナリティ症しょうのある人ひとの多おおくは、次つぎのような他ほかの問題もんだいもかかえています。

パーソナリティ症しょうの原因げんいんは何なんですか?

パーソナリティ症しょうは、次つぎの両方りょうほうによって引ひき起おこされます。

  • 遺伝子いでんし(親おやから受うけつぐ特徴とくちょう)

  • 環境かんきょう(家庭生活かていせいかつや社会しゃかい経験けいけんなど)

パーソナリティ症しょうにはどのような症状しょうじょうがありますか?

症状しょうじょうは普通ふつう、青年期せいねんきに始はじまります。年としをとるにつれて、症状しょうじょうがよくなっていくことがあります。生涯しょうがいにわたって問題もんだいをかかえる人ひともいます。

パーソナリティ症しょうにはさまざまな種類しゅるいがあります。それぞれで症状しょうじょうがちがいます。しかし、ほとんどのものでは、たとえば次つぎのような人間関係にんげんかんけいの問題もんだいが起おこります。

  • 安定あんていした親したしい関係かんけいを作つくることができない場合ばあいがあります。

  • 失礼しつれいに見みえたり、冷つめたく見みえたりするやり方かたで行動こうどうする場合ばあいがあります。

  • 家族かぞくや他ほかの人ひとは、その人ひとになやまされたり、混乱こんらんさせられたり、いらだちを感かんじたりすることがあります。

人間関係にんげんかんけいの問題もんだいがあると、次つぎのことが難むずかしくなる可能性かのうせいがあります。

  • 結婚けっこんをして、続つづけること

  • 子こどもを育そだてること

  • 仕事しごとを続つづけること

パーソナリティ症しょうの人ひとは普通ふつう、自分じぶんの問題もんだいを自分自身じぶんじしんが引ひき起おこしていることに気きづいていません。

パーソナリティ症しょうにはどのような種類しゅるいがありますか?

10種類しゅるいのパーソナリティ症しょうがあり、それらは次つぎのように、その人ひとの全体的ぜんたいてきなパーソナリティのスタイルに応おうじて、大おおきく3つのカテゴリーに分わけられています。

奇妙きみょうまたは常軌じょうきを逸いっしている

とても大おおげさで、予測よそくできない

不安ふあんまたは恐怖きょうふ

パーソナリティ症しょうの中なかには、他ほかのパーソナリティ症しょうよりも早はやくから問題もんだいを引ひき起おこし始はじめるものがあります。男女だんじょどちらかによく起おこるものもあります。

ときには、ある人ひとがもっているパーソナリティ症しょうが1つだけかどうかを判断はんだんするのが難むずかしい場合ばあいもあります。複数ふくすうのパーソナリティ症しょうを部分的ぶぶんてきにもっているように見みえる人ひともいます。なかには、この病気びょうきの他ほかにも、不安ふあんやうつ病びょうといった心こころの健康けんこうの問題もんだいをかかえている人ひともいます。

パーソナリティ症しょうのある人ひとのほとんどは、世よの中なかでうまくやっていくことができますが、深刻しんこくな問題もんだいを起おこす人ひともいます。アルコールや薬物やくぶつ、安全あんぜんでない性行為せいこうい、犯罪はんざいなどで問題もんだいを起おこすことがあります。自分じぶんの体からだを傷きずつけたり自殺じさつしたりしようとすることさえあります。

医師いしはどのようにして、ある人ひとがパーソナリティ症しょうかどうかを判断はんだんしますか?

パーソナリティ症しょうの人ひとは普通ふつう、自分じぶんがそうだとは気きづきません。そのような人ひとは、多おおくの場合ばあい、自分じぶんから助たすけを求もとめようとはしません。代かわりに、彼かれらの行動こうどうが問題もんだいを引ひき起おこしたときに、友人ゆうじんや家族かぞく、または社会的しゃかいてき機関きかんが病院びょういんに行いくのを勧すすめることがあります。

確たしかめるために、医師いしは普通ふつう、その人ひとの家族かぞくと話はなしをしようとします。全体ぜんたいの様子ようすが分わかれば、医師いしはその人ひとがどのパーソナリティ症しょうなのかが分わかります。

医師いしはパーソナリティ症しょうをどのように治療ちりょうしますか?

医師いしはさまざまな種類しゅるいのパーソナリティ症しょうを、それぞれちがう方法ほうほうで治療ちりょうします。カウンセリングや対話たいわ療法りょうほうが治療ちりょうのとても大切たいせつな一部いちぶになります。さまざまなパーソナリティ症しょうに対たいして、それぞれちがった種類しゅるいのカウンセリングが適切てきせつなことがあります。

薬くすりは、抑よくうつ、不安ふあん、気分きぶんの変動へんどう、奇妙きみょうな考かんがえなど、一部いちぶのパーソナリティ症しょうで起おきる一部いちぶの症状しょうじょうを軽かるくするのに役立やくだつことがあります。しかし、薬くすりではこの障害しょうがいは完全かんぜんには治なおりません。

家族かぞくが治療ちりょうにかかわることが助たすけになります。精神科医せいしんかい、看護師かんごし、ソーシャルワーカーがチームを組くんで対処たいしょすることが、ひどい問題もんだいをかかえている人ひとを支ささえるのに役立やくだちます。

変化へんかはゆっくり起おこります。行動こうどうは1年ねん以内いないに変化へんかすることもありますが、パーソナリティの特性とくせいは変化へんかしにくい場合ばあいがあります。

危険きけんな行動こうどうに対たいしては数日間すうじつかん入院にゅういんして治療ちりょうしなくてはいけないことがあります。

治療ちりょうは次つぎのことをするのに役立やくだちます。

  • ストレス、不安ふあん、または抑よくうつをやわらげる

  • 自分じぶんの問題もんだいの原因げんいんが他ほかの人ひとや状況じょうきょうのせいではないことを理解りかいする

  • 危険きけんな行動こうどうや害がいのある行動こうどうをしないようにする

  • 問題もんだいの原因げんいんになっているパーソナリティ特性とくせいを変かえようとする

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