セカンドオピニオンの取得方法

セカンドオピニオンの取得方法
  • セカンドオピニオンの取得が保険でカバーされているか保険業者に確認しましょう。また、セカンドオピニオンの取得にあたって特別な手続きがあるか確認し、それに従いましょう。

  • かかりつけの医師に別の医師や専門家を推薦してくれるよう頼むこともできます。大半の医師は別の意見を喜んで受け入れます。それでも2人目の医師は、1人目の医師と親しくない人がよいでしょう(同じ考え方をする可能性があるため)。また、かかりつけの医師に頼みにくい場合は、信頼する別の医師に頼むのもよいでしょう。また多くの場合、大学付属病院や専門の医師会(American College of Surgeons[米国外科医師会]など)、あるいは保険業者が医師の名前を教えてくれます。セカンドオピニオンについてかかりつけの医師に尋ねることに気が進まないこともありますが、セカンドオピニオンが助けになる理由を正直かつ丁寧に話し、最も適切な人を紹介してもらえるよう頼むことで、コミュニケーションが改善され、より良い決定につながる可能性があります。

  • 受診の前に自分の診療記録を2人目の医師に送ってもらうようにしましょう。するとその医師は事前に診療記録を確認することができ、不必要な診断検査を繰り返さずに済みます。医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act:HIPAA)により、診療記録や検査結果を送ってもらうには、送付の許可を書面で最初の医師に渡す必要があります。

  • 病気に関する質問や心配事を書き出しておき、2人目の医師と話し合うときに、そのリストを持参しましょう。

  • オンライン診療に頼るのではなく、直接医師のもとを訪れてセカンドオピニオンを求めるのが一般的です。セカンドオピニオンを有意義なものにするために、医師は診療記録を丹念に見て、適切な診察を行ってくれるでしょう。その際に、検査時の画像(報告書だけでなく)や病理サンプルなどを医師が確認したいと思うことがあるため、事前に写しを入手しておきましょう。