ねんざの大おおまかな説明せつめい

完全なレビュー: 2024年 10月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2024年 10月
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ねんざとは何なんですか?

ねんざとは、靱帯じんたいが裂さけるか、伸のびて痛いたみがある状態じょうたいです。靱帯じんたいは、短みじかくてじょうぶな帯状おびじょうの組織そしきで、関節かんせつの骨ほねと骨ほねをつなぎとめています。

ねんざは、靱帯じんたいがのびているか、部分的ぶぶんてきに裂さけているか、完全かんぜんに断裂だんれつしているかによって、軽度けいど、中等度ちゅうとうど、重度じゅうどに分わけられます。筋肉きんにくや腱けんが裂さけていることは、ねんざとは見みなされません。

ねんざは:

  • 痛いたみと腫はれを引ひき起おこします。

  • X線検査せんけんさでは見みえませんが、医師いしは近ちかくの骨ほねが折おれていないか調しらべるためにX線検査せんけんさをすることがあります。

  • 「PRICE」と呼よばれる処置しょち(保護ほごする、安静あんせいにする、氷こおりで冷ひやす、圧迫あっぱくする、高たかい位置いちに上あげる)によって治療ちりょうします。

  • 副子ふくしやギプスが必要ひつようになることもあります。

  • ふつうは自然しぜんに治なおります。

  • 靱帯じんたいが完全かんぜんに断裂だんれつしている場合ばあいは、手術しゅじゅつが必要ひつようになることもあります。

ねんざの原因げんいんは何なんですか?

たとえば次つぎのことによって、関節かんせつがねじれたり、のびたり、曲まがりすぎたりすると、ねんざが起おこります。

  • スポーツでのけが

  • 転ころぶ

関節かんせつにはそれぞれ、靱帯じんたいがいくつかあります。ときには複数ふくすうの靱帯じんたいがねんざすることがあります。

1本ぽんの靱帯じんたいが完全かんぜんに断裂だんれつすると、その関節かんせつの骨ほねがはなれてしまうことがあります。これは脱臼だっきゅうといいます。脱臼だっきゅうしていなくても、関節かんせつがぐらつくことがあります。これは不安定ふあんていな関節かんせつといいます。

ねんざにはどのような症状しょうじょうがありますか?

最もっともよくある症状しょうじょうは次つぎのとおりです。

  • 痛いたみ(さわったり、体からだのその部分ぶぶんに体重たいじゅうをかけたり、そこを使つかったりすると痛いたむ)

  • 腫はれ

  • けがをした部分ぶぶんをいつもどおりに使つかえない

靱帯じんたいが裂さけると、皮膚ひふの下したで出血しゅっけつすることがあります。1日にちほどであざができることがあります。

医師いしはどのようにして、私わたしがねんざかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは、あなたがけがをした関節かんせつとそのまわりの部分ぶぶんの診察しんさつをします。医師いしが関節かんせつをやさしく動うごかして、関節かんせつが正ただしく働はたらいているかと、どのくらい痛いたむかを確たしかめることがあります。

医師いしは、骨ほねが折おれたり、骨ほねの位置いちがずれたりしていると疑うたがう場合ばあい、次つぎのことをします。

ねんざはX線検査せんけんさでは見みえないため、医師いしは必かならずX線検査せんけんさをするわけではありません。靱帯じんたいがどれくらい傷きずついているかを確たしかめる必要ひつようがある場合ばあい、医師いしはMRI検査けんさをすることがあります。

医師いしはねんざをどのように治療ちりょうしますか?

ねんざをしてから最初さいしょの24時間じかん、医師いしからPRICEとよばれる治療ちりょうを行おこなうようにいわれますが、これは次つぎのことを表あらわしたものです。

  • 圧迫包帯あっぱくほうたいや副子ふくしでけがを保護ほご(Protect)する

  • 活動かつどうを制限せいげんしたり、体重たいじゅうをかけないようにして(たとえば松葉まつばづえを使つかって)、けがをした部分ぶぶんを安静あんせい(Rest)にする

  • けがをした部分ぶぶんをタオルを巻まいた氷ひょうのうで冷ひやす(Ice)

  • 腫はれを抑おさえるために、けがをした部分ぶぶんをのび縮ちぢみする包帯ほうたいで圧迫あっぱく(Compress)する(巻まく)

  • 腫はれを減へらすために、けがをした部分ぶぶんを心臓しんぞうの高たかさかそれ以上いじょうに上あげる(Elevate)

痛いたみをやわらげるために、医師いしはあなたに次つぎのように指示しじします。

  • アセトアミノフェンや、イブプロフェンなどの非ひステロイド系抗炎症薬けいこうえんしょうやく(NSAID)を飲のむ

  • 数時間すうじかんおきに15~20分ぷんずつ氷こおりをあてる

  • 2日かたったら、1回かいにつき15~20分ぷん、温熱おんねつパッドを使つかう

その部分ぶぶんをいつから動うごかしてもよいか、医師いしに相談そうだんしてください:

  • 軽度けいどのねんざでは、ねんざした部分ぶぶんを動うごかせるようになったらすぐに動うごかし始はじめるよう、医師いしから指示しじされることがあります。

  • 中等度ちゅうとうどのねんざでは、副子ふくしやつり包帯ほうたいが数日間すうじつかん必要ひつようになることがあります。

  • 重度じゅうどのねんざでは、ギプスや手術しゅじゅつが必要ひつようになることがあります。

重度じゅうどのねんざになった場合ばあいは、リハビリ運動うんどうをする必要ひつようがあるかもしれません。この運動うんどうは、関節かんせつのまわりの筋肉きんにくを強つよくし、関節かんせつをかたまりにくくするのに役立やくだちます。

ねんざにはどのような合併症がっぺいしょうがありますか?

  • 関節かんせつがかたくなることがあります(特とくに副子ふくしやギプスをつける必要ひつようがあった場合ばあい)。

  • 今いまのねんざが完全かんぜんに治なおっても、関節かんせつにまたねんざが起おこりやすくなることがあります。

  • 関節かんせつが安定あんていしないことがあります。

副子ふくしやギプスを長ながくつけているほど、関節かんせつがかたくなり、筋肉きんにくの力ちからが弱よわくなります。そうなると、筋肉きんにくの力ちからとやわらかさを取とりもどすのが難むずかしくなります。関節かんせつが少すこしかたいままになり、そこをまた痛いためると、ねんざになる可能性かのうせいが高たかくなります。

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