インフルエンザ(流感りゅうかん)

完全なレビュー: 2024年 4月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2024年 4月
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インフルエンザとは何なんですか?

インフルエンザは、しばしば流感りゅうかん(りゅうかん)と呼よばれるウイルス感染症かんせんしょうで、肺はいや気道きどうに影響えいきょうを及およぼします。インフルエンザの症状しょうじょうは、かぜの症状しょうじょうに少すこし似にていますが、はるかに重おもいです。

  • インフルエンザは人ひとから人ひとへと簡単かんたんに広ひろがり、流行りゅうこうすること(とても短みじかい間あいだに多おおくの人ひとが病気びょうきになること)があります。

  • インフルエンザは、寒気さむけ、発熱はつねつ、頭痛ずつう、のどの痛いたみ、せきを引ひき起おこします。

  • ほとんどの人ひとは回復かいふくしますが、インフルエンザによってとても具合ぐあいが悪わるくなり、肺炎はいえんや肺はいのひどい感染症かんせんしょうで死亡しぼうする人ひともいます。

  • 医師いしは、安静あんせいにし、水分すいぶんを十分じゅうぶんに取とり、必要ひつようなら、症状しょうじょうに応おうじた薬くすりを飲のむよう指示しじします ― 場合ばあいによって、抗こうウイルス薬やくを飲のませることもあります。

  • 生後せいご6カ月げつ以上いじょうの人ひとは、毎年まいとしインフルエンザワクチンを接種せっしゅすることが、インフルエンザの予防よぼうに役立やくだちます。

  • インフルエンザを予防よぼうする最善さいぜんの方法ほうほうはインフルエンザワクチンですが、予防接種よぼうせっしゅは毎年まいとし受うける必要ひつようがあります ― インフルエンザウイルスは毎年まいとし変化へんかするため、おそらく昨年さくねんの予防接種よぼうせっしゅで今年ことしのインフルエンザを予防よぼうすることはできません。

インフルエンザの原因げんいんは何なんですか?

このウイルスは以下いかのようにして広ひろがります。

  • 感染かんせんした人ひとがせきやくしゃみでまき散ちらした空気中くうきちゅうの飛沫ひまつ

  • 感染かんせんした人ひとが鼻はなを拭ぬぐいたり、かんだりした後あとにさわった物ものに、後あとから触ふれること

インフルエンザの流行りゅうこう期きは、米国べいこくでは11月がつから3月がつまで続つづきます。毎年まいとし、何百なんびゃく万まんという人ひとがインフルエンザにかかり、何千なんぜんという人ひとが死亡しぼうしています。

インフルエンザウイルスは年々ねんねん少すこしずつ変化へんかします。その変化へんかが、以下いかのような問題もんだいを引ひき起おこすことがあります。

  • ウイルスの変化へんかによって命いのちにかかわる可能性かのうせいが高たかくなる場合ばあいがあります。

  • 毎年まいとし新あたらしいワクチンを作つくる必要ひつようがあります。

インフルエンザウイルスの変化へんかにより、感染かんせんが広ひろがりやすくなったり、死亡しぼうする可能性かのうせいが高たかくなったりすることがあります。これは100年ねんごとに数回すうかい起おこり、世界せかいでインフルエンザの大だい流行りゅうこうを引ひき起おこします。これらの流行りゅうこうにより、世界中せかいじゅうで何百なんびゃく万まんもの人ひとが亡なくなっています。幸さいわいなことに、ウイルスは変化へんかし続つづけるため、この極度きょくどに危険きけんなインフルエンザはやがて危険性きけんせいの低ひくいものに変かわります。

インフルエンザにはどのような症状しょうじょうがありますか?

インフルエンザの最初さいしょに現あらわれる症状しょうじょうとしては、以下いかのものがあります。

  • 悪寒おかん

  • 発熱はつねつ(最高さいこう39.4度ど)

  • 具合ぐあいが悪わるく、力ちからが入はいらず、疲つかれた感かんじがする

  • 筋肉痛きんにくつう、特とくに背中せなかと脚あしの痛いたみ

  • 重度じゅうどの頭痛ずつう

  • 鼻水はなみず

  • のどのイガイガ感かんと痛いたみ

後あとから出でてくる症状しょうじょうとしては、以下いかのものがあります。

  • 激はげしいせきと一緒いっしょにたん(粘液ねんえき)が出でる

  • 吐はき気けと嘔吐おうと

ほとんどの症状しょうじょうは1週間しゅうかん以内いないに治おさまりますが、せきは数週間すうしゅうかん続つづくことがあります。

子こども、妊娠にんしんしている女おんなの人ひと、高齢こうれいの人ひと、糖尿病とうにょうびょう、心臓しんぞう病びょう、肺病はいびょうなどの病気びょうきにかかっている人ひと、免疫めんえきの働はたらきが弱よわい人ひとでは、より重おもい症状しょうじょうがみられることもあります。肺炎はいえんになることもあります。

医師いしはどのようにして、インフルエンザかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは通常つうじょう、患者かんじゃの症状しょうじょうからインフルエンザかどうかを判断はんだんできますが、特とくに住すんでいる地域ちいきで多おおくの人ひとがインフルエンザにかかっている場合ばあいはなおさらです。確たしかめるために、医師いしは血液けつえきや鼻はなまたはのどから採取さいしゅした体液たいえきを検査けんさして、インフルエンザウイルスがいないか調しらべることがあります。

肺炎はいえんの可能性かのうせいがあると考かんがえられる場合ばあい、医師いしは以下いかの検査けんさをします。

  • 胸部きょうぶX線検査せんけんさ

  • パルスオキシメトリー(指ゆびにセンサーをつけて血液けつえきの中なかの酸素さんその量りょうを調しらべる検査けんさ)

医師いしはインフルエンザをどのように治療ちりょうしますか?

医師いしは次つぎのことをします。

  • 特とくに熱ねつが下さがるまでは、しっかり休やすみをとり、水分すいぶんをたくさん取とるよう指示しじする

  • 筋肉痛きんにくつうや発熱はつねつにはアセトアミノフェンやイブプロフェン、鼻はなづまりには鼻閉びへい改善薬かいぜんやくなど、具合ぐあいをよくする特定とくていの薬くすりを飲のむよう指示しじする

  • 症状しょうじょうが出でてから1~2日かしか経たっていない場合ばあいは、ときに抗こうウイルス薬やくを出だす

インフルエンザはどうすれば予防よぼうできますか?

以下いかのような対策たいさくをしてください:

  • インフルエンザの予防接種よぼうせっしゅを受うける

  • 石せっけんと水みずでこまめに手てを洗あらうか、手ての消毒液しょうどくえきを使つかう

  • インフルエンザの流行りゅうこう期きには人混ひとごみを避さける

  • せきやくしゃみをするときは、鼻はなと口くちをおおう(インフルエンザにかかっている場合ばあい)

生後せいご6カ月げつ以上いじょうのほとんどの人ひとは、インフルエンザを予防よぼうするために、毎年まいとしインフルエンザの予防接種よぼうせっしゅ(ワクチン)を受うけるべきです。インフルエンザの予防接種よぼうせっしゅについては、医師いしに相そうしてください。

  • インフルエンザワクチンが効きくまでに2週間しゅうかんかかるため、米国べいこくの医師いしは、インフルエンザの流行りゅうこうが始はじまる前まえの10月がつに接種せっしゅを受うけることを勧すすめています。

  • 住すんでいる地域ちいきでインフルエンザが流行りゅうこうしており、インフルエンザの予防接種よぼうせっしゅを安全あんぜんに受うけられない場合ばあいは、医師いしがインフルエンザを予防よぼうするために抗こうウイルス薬やくを出だすことがあります。

インフルエンザの予防接種よぼうせっしゅを受うけた後あとも、インフルエンザにかかることがあります。しかし、この予防接種よぼうせっしゅによってインフルエンザにかかる可能性かのうせいはかなり低ひくくなります。また、予防接種よぼうせっしゅを受うけた後あとにインフルエンザにかかったと思おもっている人ひとの多おおくは、実際じっさいにはひどいかぜをひいただけで、インフルエンザにはかかっていなかった場合ばあいもあります。

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