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持続勃起症の主な原因と特徴

持続勃起症の主な原因と特徴

原因

一般的な特徴*

検査

持続勃起症が始まる直前にこれらの薬の1つを服用した男性で起きた痛みを伴う持続勃起症

医師の診察のみ

レクリエーショナルドラッグ(アンフェタミンやコカインなど)

痛みを伴う持続勃起症

医師の診察

ときに薬物スクリーニング

その他の薬(抗凝固薬、特定の抗うつ薬、降圧薬、精神刺激薬、抗精神病薬、コルチコステロイド、リチウムなど)

何らかの病気の治療を受けている男児または成人男性における痛みを伴う持続勃起症

医師の診察のみ

血液の病気( 白血病 白血病の概要 白血病は、白血球または成熟して白血球になる細胞のがんです。 白血球は骨髄の幹細胞から成長した細胞です。ときには成長がうまくいかずに、染色体の一部の並びが変化してしまうことがあります。こうして異常となった染色体により正常な細胞分裂の制御が失われ、この染色体異常がある細胞が無制限に増殖するようになったり、細胞がアポトーシス(不要になった細胞が... さらに読む 多発性骨髄腫 多発性骨髄腫 多発性骨髄腫は形質細胞のがんで、異常な形質細胞が骨髄や、ときには他の部位で、制御を失った状態で増殖する病気です。 骨の痛みや骨折が発生することが多く、腎臓障害、免疫機能の低下(易感染状態)、筋力低下、錯乱などがみられることもあります。 血液検査や尿検査で各種の抗体の量を測定することで診断が下され、骨髄生検によって確認されます。... さらに読む 多発性骨髄腫 鎌状赤血球症または鎌状赤血球形質 鎌状赤血球症 鎌状赤血球症は、鎌状(三日月形)の赤血球と、異常な赤血球の過剰破壊による慢性貧血を特徴とする、遺伝性のヘモグロビン(酸素を運搬する赤血球内のタンパク質)の遺伝子異常です。 必ず貧血がみられ、ときとして黄疸がみられます。 貧血、発熱、息切れなどが悪化し、長管骨、腹部、胸部などに痛みを伴うと、鎌状赤血球症の疼痛発作(症状が急速に悪化する危険な... さらに読む 鎌状赤血球症 サラセミア サラセミア サラセミアは、ヘモグロビン(酸素を運ぶ赤血球中のタンパク質)を形成する4つのアミノ酸の鎖のうち1つの鎖の産生が不均衡なために生じる遺伝性疾患群です。 サラセミアの種類によって症状が異なります。 黄疸のほか、腹部の膨満感や不快感を訴える人もいます。 通常、診断には特別なヘモグロビン検査が必要です。... さらに読む など)

男児または若い成人男性、しばしばアフリカ系または地中海系

血算

ヘモグロビン異常の有無を確認する血液検査(ヘモグロビン電気泳動検査)

50歳以上の男性で、膀胱から尿道への開口部(膀胱出口部)が閉塞していることを示唆する症状(尿勢低下、排尿開始困難、排尿後尿滴下など)が増悪している

ときに血尿

CTまたはMRI検査

脚の筋力低下またはしびれ

尿閉 尿閉 尿閉とは、膀胱から尿をまったくまたはほとんど排出できなくなった状態のことです。 排尿後に膀胱内に残尿がみられる人では、同時に頻尿や尿失禁がみられる場合があります。 排尿が可能な場合は、排尿後に膀胱に残った尿の量を測定します。 カテーテルを用いて膀胱内の尿を除去した後、原因に対する治療を行います。... さらに読む (膀胱に尿がたまっても排尿できない状態)または 尿失禁 成人の尿失禁 尿失禁とは、自分では意図せずに尿が漏れることです。 尿失禁は、男女とも年齢を問わず起きる可能性がありますが、女性と高齢者でより多くみられ、高齢女性の約30%、高齢男性の約15%が尿失禁を起こしています。尿失禁は高齢者でより多くみられるものの、加齢に伴う正常な変化の一部ではありません。尿失禁は、利尿効果のある薬を服用した場合のように突然で一... さらに読む 成人の尿失禁 便失禁 便失禁 便失禁とは、排便をコントロールできなくなることです。 便失禁は、 下痢発症時に一時的に起こる場合や、直腸に硬い便が滞留して( 宿便)起こる場合があります。肛門や脊髄の損傷、 直腸脱(直腸粘膜が肛門から外に脱出)、 認知症、糖尿病による 神経の損傷、 肛門腫瘍、出産時の骨盤の損傷がある人は、持続的な便失禁を起こすことがあります。... さらに読む

脊椎のMRIまたはCT検査

動脈の損傷

中等度の痛みを伴うわずかに硬くなった持続勃起症

陰茎または鼠径部に最近けがをした男性

デュプレックス法による陰茎の超音波検査(血流を測定する超音波検査で、血液が流れている血管の構造を描出できる)

血管造影検査(血管のX線検査)

MRI検査

*この欄には症状や診察の結果などが示されています。ここに示されている特徴は典型的なものですが、常に当てはまるわけではありません。

CT = コンピュータ断層撮影、MRI = 磁気共鳴画像。