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青年の健診

執筆者:

Deborah M. Consolini

, MD, Sidney Kimmel Medical College of Thomas Jefferson University

最終査読/改訂年月 2015年 1月
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毎年1回の健診を受けることにより、医師や医療従事者による身体的成長と性的成熟の継続的なモニタリングのほか、アドバイスとカウンセリングを受けることができます。青年に対する毎年1回の健診は11歳から開始し21歳頃まで続きます。

定期的な健診では、予防接種記録の確認と、接種が推奨されるワクチンの投与なども行われます( 小児期の予防接種スケジュール)。

医師がスポーツ、芸術、社会奉仕への参加などの活動を勧めることもあるでしょう。たいていの医師は青年のプライバシーを重んじて問診や検査を行いますが、親に参加してもらって親の心配を子どもに伝えたり、診察の始めか終わりに親自身へのカウンセリングや指導を行ったりすることもあります。

診察

青年の毎年1回の健診では必ず身長、体重、血圧を測ります。続いて、医師は全身の診察を行います。青年期に入ったら、体の特定の部位を詳しく診察する必要があります。例えば、にきびのチェックのための皮膚の診察、性的成熟の程度の評価、脊柱側弯症の診察が青年期では特に重要です。

青年期女子が性的に活動的になった場合、内診と子宮頸部細胞診を行う必要があります。医師が乳房自己検診について女子に指導することもあります。

年長の青年期男子には精巣の腫瘤、すべての年齢の男子には鼠径ヘルニアがないか調べます。また、腫瘤を見つけるための自己検診法を教えることもあります。

スクリーニング

血中コレステロール値の検査を、9歳と11歳の間の小児すべてに行い、17歳と21歳の間のすべての青年に対して1回以上行う必要があります。肥満の青年やコレステロール値が高くなる家系の青年には、もっと頻繁に検査を行います。

結核菌にさらされたことのある青年や、結核の家族がいる青年、親が新規の移民である場合や親が最近収監されていた場合、結核の流行地域に旅行したことがあるかそのような地域で出生した青年には、結核の検査を行うとよいでしょう。

性的に活動的な青年では、一般的な性感染症(STD)に対するスクリーニング検査が行われることもあります。スクリーニング検査では淋菌やクラミジアなどの感染を調べます。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染のスクリーニングについては、青年期の男女全員と話し合い、性的に活動的な青年や注射薬物を使用している青年には特にHIVスクリーニングが推奨されます。性的に活動的な青年期女子には、子宮頸部の前がん病変(子宮頸部異形成)と同様に、妊娠のスクリーニング検査を行います。

定期的な健康診断では、たいてい心理社会的な問診やカウンセリングが行われます。問診では家庭環境、学業成績と目標、活動や趣味、危険を顧みない行動への関与、情緒面での問題などが尋ねられます。カウンセリングでは、通常、身体的発達と心理社会的発達や、健康的な生活習慣、けがの防止についてよく話し合います。

安全面

医師と青年で、けがの防止について話し合いを行います。カウンセリングは以下のような幅広い事柄に及ぶことが一般的です。

  • シートベルト装着の大切さ

  • 飲酒運転と運転中の携帯メールの危険性

  • 薬物依存やアルコール依存症に陥る危険性

  • 責任ある性行動

  • インターネットの危険性と適切な用心

  • 暴力行為の予防

栄養面と運動面

米国では過体重と肥満が多く、これらは心疾患と2型糖尿病(これまでは インスリン非依存性糖尿病と呼ばれていました)と関連があります。肥満リスクを減らすため、青年には健康によい食べものを選び、健康に悪い食べものを控えるように、親が引き続き教える必要があります。フルーツジュースの飲みすぎと炭酸飲料が肥満の主な原因と考えられています。

ほとんど動かない生活は肥満に直結します。親は、青年の子どもがテレビを見る、コンピュータゲームをする、または勉強以外の目的でコンピュータを使う時間を制限してみるべきです。スポーツや身体を使った活動は青年期にも引き続き推奨されます。

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