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ポートワイン血管腫

(毛細血管奇形、火焔状母斑、コウノトリの噛み跡)

執筆者:

Denise M. Aaron

, MD, Dartmouth Geisel School of Medicine

最終査読/改訂年月 2018年 3月
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ポートワイン血管腫は、生まれつき皮膚にみられる、ピンク色、赤色、紫色などの平らな変色部分で、原因は血管の奇形です。

ポートワイン血管腫は無害な、皮膚の永続的な変色です。とはいえ、美容的な外見は患者にとって気になるものであり、心理的にかなり重荷になることもあります。この血管腫は平坦な斑で、ピンク、赤、紫などの色をしています。大きさは、小さなものから体のかなりの部分を覆うほど大きなものまで様々です。この血管腫が新生児の首筋にみられる場合、「コウノトリの噛み跡」などといわれます。

皮膚の異常に対するレーザー治療

レーザーとは、ある特定の色(波長)の強力な光線を作り出す装置です。レーザー光は人体の組織に吸収されなければ影響を生じることはありません。組織がレーザー光を吸収するかどうかは、組織の種類とレーザー光の色によって決まります。例えば、血管は黄色、青色、緑色の光を最もよく吸収しますので、血管の腫瘍を対象とする治療では、これらの色(波長)のレーザーが選択されます。病態に応じて別の色も使われます。レーザー光は、連続照射する場合と、ごく短時間ずつパルス照射する場合があります。パルス照射の照射時間の長さにより、レーザー光の効果が決まります。

レーザー治療は、光線力学療法という、ある特定の光を吸収する化学物質を患者の皮膚表面に塗ったり静脈内注射する手法と併用されることがあります。この化学物質がレーザー光を受けると、そのエネルギーを吸収して腫瘍の破壊を促進します。

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