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麻疹・ムンプス・風疹混合ワクチン

執筆者:

Margot L. Savoy

, MD, MPH, Lewis Katz School of Medicine at Temple University

医学的にレビューされた 2020年 10月
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麻疹・ムンプス・風疹(MMR)混合ワクチンは、この3種の重篤なウイルス感染症を予防するためのワクチンです。このワクチンには、麻疹(はしか)、ムンプス(流行性耳下腺炎、おたふくかぜ)、風疹の生きたウイルスが弱毒化されて含まれています。これらのいずれかの病気に対する予防が必要な人は、他の2つに対する予防も必要になることから、この混合ワクチンが使用されています。これらのワクチンを個別に接種することはできません。

これらの感染症は、以下のような深刻な問題を引き起こすことがあります。

詳細については、CDCによるMMR(麻疹・ムンプス・風疹)ワクチン説明書(MMR (Measles, Mumps, and Rubella) vaccine information statement)を参照してください。

接種

このMMRワクチンは皮膚の下に注射して接種します。

1957年以降に生まれたすべての成人は、MMRワクチンの接種を1回でも受けたことがある場合と臨床検査で免疫があることが示された場合を除き、このワクチンの接種を1回受けるべきです。

米国の場合、出生年が1957年より前であるという事実は、麻疹・ムンプス・風疹に対する免疫をもつことの十分な証拠と一般にみなされますが、これは医療従事者には当てはまりません。医療従事者は予防接種を受けるか、臨床検査を受けて免疫がある証拠を確認します。

妊娠中の風疹の感染は、流産や重度の先天異常など、胎児に深刻な問題をもたらす可能性があります。そのため、妊娠する可能性のあるすべての女性は、出生年に関係なく、風疹に対する免疫の有無を確認するための検査を受けるべきです。免疫がある証拠がない場合、妊娠していない女性はワクチン接種を受け、妊娠している女性は妊娠終了後すぐにワクチン接種を受けるべきです。

これらの感染症にさらされる可能性が高い成人は、2回目のワクチン接種を受けるべきです。以下に該当する人がその対象です。

  • 医療施設で働いている

  • 高校卒業後に大学またはその他の教育機関に入学する

  • 外国旅行をする

  • HIVに感染している(免疫系の機能が著しく低下している場合を除く)

MMRワクチンの2回目の接種は、免疫系の機能が著しく低下している人と同居している人も受けるべきです。

妊娠中の女性や、ゼラチンまたは特定の抗菌薬(特にフラジオマイシン)に対して重篤なアレルギー反応を起こしたことがある人は、このワクチンの接種を受けることができません。

特定の条件によって、ワクチンを接種するかどうかと接種を受ける時期が変わる場合があります(CDC:ワクチンを受けるべきでない人[Who Should NOT Get Vaccinated With These Vaccines?]も参照)。

対象者が一時的に病気にかかっている場合、ワクチンの接種はその病気が治まるまで待つのが通常です。

副反応

さらなる情報

役立つ可能性がある英語の資料を以下に示します。こちらの情報源の内容について、MSDマニュアルでは責任を負いませんのでご了承ください。

  • 米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention (CDC)):MMR(麻疹・ムンプス・風疹混合)ワクチン説明書(Information statement about MMR (measles, mumps, and rubella) vaccine)

  • CDC:MMRワクチンを接種すべきでない人に関する情報(Information about people who should NOT get vaccinated with MMR vaccine)

  • CDC:自閉症とワクチン(Autism and Vaccines)

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