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肺炎球菌ワクチン

執筆者:

Margot L. Savoy

, MD, MPH, Lewis Katz School of Medicine at Temple University

最終査読/改訂年月 2018年 7月
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肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae(肺炎双球菌)によって引き起こされる細菌感染症の予防に役立ちます。肺炎球菌感染症としては、耳の感染症副鼻腔炎肺炎血流感染症髄膜炎などがあります。

肺炎球菌には90を超える種類があります。ワクチンは、重篤な病気を引き起こす可能性が非常に高い種類の多くを対象としています。肺炎球菌ワクチンには以下の2種類があります。

  • 13種類の肺炎球菌に効果のある13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)

  • 23種類の肺炎球菌に効果のある23価肺炎球菌多糖体ワクチン(PPSV23)

接種

結合型ワクチン(PCV13)は以下の人に推奨されています。

  • すべての小児:小児定期接種の一環として、米国では通常、生後2カ月、4カ月、6カ月、12~15カ月の時点で接種されます

  • 65歳以上の高齢者全員

結合型ワクチンは、肺炎球菌感染症の発生リスクが高い6~64歳の人にも推奨されています。具体的には以下の人が対象になります。

多糖体ワクチンの接種を1回でも受けた人は、結合型ワクチンを接種するまで少なくとも1年間待ちます。

多糖体ワクチン(PPSV23)は以下の人に推奨されています。

  • 65歳以上のすべての成人

現在65歳以上の人が、過去に65歳未満で多糖体ワクチンの初回接種を受け、それから5年以上が経過している場合は、2回目の接種を受けます。例えば、64歳で初回接種を受けた人は、その5年後の69歳以降に2回目を受けます。

多糖体ワクチンは、肺炎球菌感染症の発生リスクが高い2~64歳の人にも推奨されています。具体的には以下の人が対象になります。

  • 結合型ワクチンの対象者(上記)

  • 心臓、肺(喘息肺気腫など)、肝臓に慢性疾患を抱えている人

  • 糖尿病の人

  • アルコール依存症患者

  • 喫煙者

多糖体ワクチンは、およそ3分の2の成人に有効ですが、体の弱った高齢者では効果が低下します。ワクチン接種は、肺炎そのものよりは、肺炎球菌による肺炎の重篤な合併症(髄膜炎や血流感染症)を予防するのに効果があります。65歳で肺炎球菌ワクチンの初回接種を受ける人は、最初に結合型ワクチン、次いで1年後に多糖体ワクチンの接種を受けます。

対象者が一時的に病気にかかっている場合、ワクチンの接種はその病気が治まるまで待つのが通常です(CDC:ワクチンを受けるべきでない人[Who Should NOT Get Vaccinated With These Vaccines?]も参照)。

副反応

注射部位に痛みが生じ、赤くなることがあります。他の副反応としては、発熱、易刺激性、眠気、食欲減退、嘔吐などがあります。

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