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ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン

執筆者:

Margot L. Savoy

, MD, MPH, Lewis Katz School of Medicine at Temple University

最終査読/改訂年月 2018年 7月
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ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、HPVの中でも以下の病態を引き起こす可能性が非常に高い株による感染の予防に役立ちます。

これらの病気はヒトパピローマウイルスによって引き起こされます。

HPVワクチンには、このウイルスの特定の部分だけが含まれています。生きたウイルスは一切含んでいないため、このワクチンが原因でHPV感染症が生じることはありません。

HPVのワクチンには以下の3種類があります。

  • 9価:9種類のHPVの感染を予防

  • 4価:4種類のHPVの感染を予防

  • 2価:2種類のHPVの感染を予防

これらの3つのHPVワクチンはどれも、子宮頸がんの原因として全体の約70%を占める2種類のHPV(16型と18型)に対して予防効果があります。9価ワクチンと4価ワクチンは、16型と18型に加えて、尖圭コンジローマの90%以上を引き起こしている2種類のHPV(6型と11型)の感染も予防します。男児および男性には9価ワクチンと4価ワクチンのみが推奨されています。

米国では現在、9価ワクチンのみが使用されています。

接種

HPVワクチンは筋肉内注射として、2回または3回のスケジュールで接種されます。HPVワクチンの初回接種が9~14歳に行われた場合、計2回の接種が行われます。HPVワクチンの初回接種が15歳以上で行われた場合、計3回の接種が行われます。

米国では、このワクチンの接種は以下の人に推奨されています。

  • 11~12歳のすべての女児(ただし、9歳から開始することができ、26歳までは未接種の女児や女性に接種できます)

  • 11~12歳のすべての男児(21歳までは未接種の男性に接種できます)

  • 22~26歳の未接種の男性のうち、男性と性行為を行っているか、HIV感染症など免疫機能を低下させる病気がある人

HPVワクチンは、接種を受けたことがない22~26歳のすべての男性に接種できますが、より低い年齢で接種した方が効果が高くなります。条件に当てはまる男性でこのワクチンの接種に興味がある場合は、主治医に相談するべきです。

対象者が一時的に病気にかかっている場合、ワクチンの接種はその病気が治まるまで待つのが通常です(CDC:ワクチンを受けるべきでない人[Who Should NOT Get Vaccinated With These Vaccines?]も参照)。

副反応

注射部位が赤くなり、痛みや腫れが生じることがあります。重篤な副反応の報告はありません。

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