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内分泌機能

執筆者:

John E. Morley

, MB, BCh, Saint Louis University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 2月
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ホルモンは標的部位に到達すると、カギがカギ穴にぴったり合うように受容体と結合します。ホルモンが受容体に結合すると、標的部位が特定の作用を起こすための情報を伝達します。ホルモン受容体は核の内部や細胞の表面にあります。

最終的に、ホルモンは全身の器官の機能を制御し、成長や発達、生殖、性徴などの様々な過程に影響します。ホルモンは体がエネルギーを消費し、貯える方法にも影響を及ぼし、血液量、血液中の塩分や糖分(ブドウ糖)の濃度をコントロールします。ホルモンはごく微量でも体内で非常に大きな反応を引き起こします。

ホルモンは全身を循環しますが、各種のホルモンは特定の臓器または組織にのみ影響を与えます。1つあるいは2つの臓器にだけ作用するホルモンがある一方で、全身に影響を与えるホルモンもあります。例えば、甲状腺刺激ホルモンは下垂体 下垂体の概要 下垂体はエンドウマメ大の腺で、脳基底部の骨でできた構造(トルコ鞍[あん])の内部に収まっています。トルコ鞍は下垂体を保護していて、下垂体が大きくなる余地はほとんどありません。 下垂体は他の多くの内分泌腺の働きを制御しているため、内分泌中枢とも呼ばれます。また、下垂体は脳内でそのすぐ上に位置している視床下部に大部分を制御されています。視床下... さらに読む でつくられ、甲状腺にだけ作用します。対照的に、甲状腺 甲状腺の概要 甲状腺は幅約5センチメートルの小さな腺で、首ののどぼとけの下方の皮膚のすぐ下にあります。甲状腺は2つの部分(葉)に分かれ、中央で結合し(峡部と呼ばれます)、蝶ネクタイのような形をしています。正常な甲状腺は外見では分からず、かろうじて触れることができる程度ですが、甲状腺が腫れて大きくなると、医師が触診すれば容易に分かるようになり、のどぼとけ... さらに読む でつくられる甲状腺ホルモンは、全身の細胞に作用して細胞の成長を調節し、心拍数を制御し、カロリーの燃焼速度を変えるといった重要な機能に関係します。膵臓(すいぞう)の膵島細胞群から分泌されるインスリンは、全身のブドウ糖、タンパク質、脂肪の処理過程(代謝)に影響を与えます。

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