肢端チアノーゼは機能性の末梢動脈疾患の一種で、通常は寒さや精神的ストレスに対する反応として皮膚の細い血管にけいれんが起きることにより、両手のほか、まれに両足が持続的に変色し、痛みは伴いません。
肢端チアノーゼは通常は女性に起こります。手と手の指または足と足の指が冷たく感じられ、青みがかった色になる傾向があります(チアノーゼ)。皮膚の色が濃い人では、皮膚が青みを帯びていないことがありますが、色の変化ははっきりと現れます。手足からひどく汗をかいたり、手足が腫れたりすることもあります。精神的ストレスや寒気にさらされると通常は青みが増し、温めると青みが少なくなります。この病気は痛みを伴わず、皮膚に損傷を与えることもありません。
肢端チアノーゼは新生児では正常な状態であり、一般的に数日から数週間で消失しますが、乳児期まで持続することもあります。
この写真では、肢端チアノーゼのある人の手の指のチアノーゼ(中央と右側)と、正常な手(左側)が対比されて示されています。
ST BARTHOLOMEW HOSPITAL/SCIENCE PHOTO LIBRARY
この写真では、肢端チアノーゼのある人の手の指のチアノーゼ(中央と右側)と、正常な手(左側)が対比されて示されています。
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この病気は、症状が患者の手か足に限られることと、太い動脈(手首や足首)では脈拍が正常であるにもかかわらず症状が持続することから診断できます。
通常、治療は必要ありません。しかし、寒気にさらされることを避けるよう医師から注意される場合もあります。カルシウム拮抗薬などの動脈を拡張する薬剤が処方されることもありますが、それらの薬剤は通常あまり効果がありません。通常は、青みを帯びた皮膚の変色が重篤な病気を示すものでないことを患者に知らせ安心させることが、唯一必要な対処法です。



