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予防医療の概要

執筆者:

Magda Lenartowicz

, MD, Trinity Hospice, Los Angeles

医学的にレビューされた 2020年 10月
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伝統的な医療は、すでに生じている症状や合併症の原因になっている健康上の問題を特定し、治療して、健康状態を改善することに焦点をあててきました。一方、予防医療は、健康上の問題が起こるのを防ぐことに注目します。また、症状や合併症もなく、最も回復が期待できるうちに診断することにも重点を置いています。うまくいけば、予防により全体的な健康状態が改善し、医療費が減少します。

予防の一般的な目標は、病気になったり、障害をもつことになったり、早死したりする可能性を減らすことです。予防医療は、衣服の「フリーサイズ」のようなものではありません。人それぞれに、その人だけの目標を立てます。この目標は、個人のリスクプロファイルに大きく左右されます。リスクプロファイルとは、その人の年齢、性別、遺伝的背景、生活習慣、物理的・社会的環境などの要因に基づいた、病気にかかるリスクのことです。リスクを上昇させる要因は危険因子と呼ばれます。

年齢や性別、家族歴など、個人のコントロールの範囲を超える危険因子もあります。一方、個人の生活習慣や物理的・社会的環境など、病気にかかるリスクを減らすために変えることのできる危険因子もあります。加えて、よい医療を受けることでリスクを減らすことができます。

乳児 乳児健診 健康な乳児は、生後1年間は医師による健診を定期的に受ける必要があります。健診(小児健診)は、生後数日以内か生後2週までと、生後1、2、4、6、9カ月の時点で受けます。健診で医師は月齢別のガイドラインを参考に 乳児の成長と発達を継続的にモニタリングし、様々な発達上の指標について親に尋ねます(... さらに読む 年長児 小児の健診 定期的に健康診断(小児健診)を受けると、小児の成長と発達についての情報が得られます。このような定期健診は、例えば トイレトレーニングについて、親が質問をしたり助言を求める機会でもあります。米国小児科学会では、生後1年以降、1歳、1歳3カ月、1歳半、2歳、2歳半に健診を受け、その後は6歳まで年に1回健診を受けるよう推奨しています。その後は、... さらに読む 小児の健診 青年 青年の健診 毎年1回の健診(小児健診)を受けることにより、医師や医療従事者による 身体的成長と 性的成熟(思春期)の継続的なモニタリングのほか、アドバイスとカウンセリングを受けることができます。青年に対する毎年1回の健診は11歳から開始し21歳頃まで続きます。 定期的な健診では、予防接種記録の確認と、接種が推奨されるワクチンの投与なども行われます(... さらに読む が受ける医療(特に小児健診)は、そのほとんどが危険因子を認識し病気を予防することを目的としています。例えば検査は、現れつつある病気の徴候を早期発見することに重点を置いています。定期的な健診では、小児の予防接種記録の確認と、接種が推奨される ワクチン 小児期の予防接種 感染症から守るため、小児には予防接種を受けさせるべきです。ワクチンには、感染力をもたない細菌やウイルスの断片、または感染症を引き起こさないように弱毒化した細菌やウイルスがそのまま入っています。ワクチンの投与(通常は注射)によって体の免疫系が刺激され病気にかかるのを防ぎます。ワクチン接種は、病気の予防につながる免疫状態を作り出すことから、予... さらに読む の投与なども行われます。医療従事者は、小児や青年の事故やけがの予防についても親に助言します。

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