Msd マニュアル

Please confirm that you are a health care professional

読み込んでいます

周辺部角膜潰瘍

(辺縁角膜融解;リウマチ性周辺部角膜潰瘍)

執筆者:

Melvin I. Roat

, MD, FACS, Sidney Kimmel Medical College at Thomas Jefferson University

最終査読/改訂年月 2016年 12月
ここをクリックすると家庭版へ移動します
本ページのリソース

周辺部角膜潰瘍は,しばしば慢性の結合組織疾患を合併する角膜の炎症および潰瘍である。刺激症状および視力低下が起こる。

周辺部角膜潰瘍は,重篤な角膜潰瘍である;しばしば,関節リウマチ多発血管炎性肉芽腫症(以前はウェゲナー肉芽腫症と呼ばれていた),および再発性多発軟骨炎)など,活動性,長期性,またはその両方の性質をもつ自己免疫性結合組織疾患に合併する。

患者はしばしば視力低下,羞明,および異物感を自覚する。角膜周辺部の三日月型の混濁領域は白血球の浸潤および潰瘍によるもので,フルオレセインで染色される。潰瘍および眼瞼縁の培養により,細菌,真菌,および単純ヘルペスウイルスなどの感染原因を除外しなければならない。

自己免疫性結合組織疾患および周辺部角膜潰瘍を合併する患者での10年死亡率は,無治療の場合が約40%(通常心筋梗塞による),全身性の細胞傷害性薬剤療法を行った場合が約8%である。

周辺部角膜潰瘍を認める患者は,直ちに眼科医へ紹介すべきである。シクロホスファミドまたはその他の免疫抑制薬の全身投与により,角膜炎,生命を脅かす血管炎,および基礎にある自己免疫疾患の治療を行う。治療には,局所的なアプローチによる炎症の制御(例,組織接着剤および保護コンタクトレンズ)ならびに損傷の修復(例,パッチ移植片)などがある。その他に有用な可能性がある薬物には,テトラサイクリンの全身投与または20%N-アセチルシステインの局所投与といった,コラゲナーゼ阻害薬などがある。

ここをクリックすると家庭版へ移動します
よく一緒に読まれているトピック

おすすめコンテンツ

ソーシャルメディア

TOP