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破傷風・ジフテリア混合ワクチン

執筆者:

William D. Surkis

, MD, Jefferson Medical College;


Jerome Santoro

, MD, Jefferson Medical College

最終査読/改訂年月 2014年 11月
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製剤

最も広く使用されている製剤は,破傷風トキソイドとジフテリアトキソイドを混合したものである(成人用のTd,小児用でより高用量のジフテリアトキソイドを含有するDT);破傷風トキソイドのみを含有する製剤(TT)も使用可能であるが,両方の抗原に対する定期的な追加免疫が必要であることから,推奨されない。Tdapは百日咳成分を含有する成人用製剤である( ジフテリア・破傷風・百日咳混合ワクチン)。

適応

Tdapの追加接種を11~12歳で行った後,Tdによる追加接種を10年毎にルーチンに行う。少なくとも3回の破傷風およびジフテリアワクチンの初回接種を受けていない,または完了していない患者は,初回接種を開始または完了すべきである。

破傷風リスクの高い創傷を負った患者( ルーチンの創傷管理における破傷風予防)には,前回の投与から5年以上が経過している場合は,Tdの追加接種を行うべきである。Tdapの接種を一度も受けたことのない成人には,Tdの追加接種の代わりにTdapを1回接種すべきである。

禁忌および注意事項

主な禁忌は次の通りである:

  • 以前の接種後に,またはワクチン成分に対して,重度のアレルギー反応(例,アナフィラキシー)を起こしたことがある

注意事項としては以下のものがある:

  • 破傷風トキソイドを含有するワクチンの接種後6週間以内にギラン-バレー症候群を発症したことがある

  • 発熱の有無にかかわらず,中等度または重度の急性疾患が認められる

  • 以前に破傷風またはジフテリアトキソイドを含有するワクチンの接種後にIII型過敏反応を起こしたことがある(破傷風トキソイドを含有するワクチンの最後の接種から10年以上にわたり接種を延期する)

用量および用法

Td 0.5mLを22~25Gの針で三角筋に筋肉内注射する。10年毎に追加接種を行う。

有害作用

有害作用は非常にまれである。具体的には,アナフィラキシー反応や腕神経叢炎などがある。軽度の有害作用には,注射部位の紅斑,腫脹,および疼痛などがある。

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