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経胸壁針生検

執筆者:

Noah Lechtzin

, MD, MHS, Johns Hopkins University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2019年 6月
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胸部または縦隔の構造物に対する経胸壁針生検では,組織学的な分析を行うため,カッティングニードルを用いて円筒形の組織検体を吸引する。

適応

経胸壁針生検は,以下の評価のために行われる:

  • 末梢の肺結節または肺腫瘤

  • 肺門,縦隔,および胸膜の異常

  • 未診断の浸潤影または肺炎の症例で,気管支鏡が禁忌または気管支鏡で診断がつかない場合

熟練した細胞病理医参加のもとにコンピュータ断層撮影(CT)ガイド下で経胸壁針生検が行われる場合,95%を超える精度をもってがんの診断が確定される。良性疾患における針生検の診断精度は,50~60%にすぎない。

禁忌

手技

経胸壁針生検は通常IVR(interventional radiologist)専門医により実施され,しばしば細胞病理医参加のもとに行われる。

  • 無菌状態にて,局所麻酔,および画像によるガイド下(通常CTであるが,ときに胸膜病変に対して超音波)に行われ,患者が息を止めている間に病変部へと生検針を進める。

  • 病変部から吸引を行うが,この際に生理食塩水を用いることもある。

  • 細胞学的および細菌学的検査のために2~3検体を採取する。

手技の後は,X線透視や胸部X線を用いて,気胸および出血がないか確認する。

コア針生検を用いて,組織学的検査に適した組織円柱を得る。

合併症

合併症としては以下のものがある:

  • 気胸(10~37%)

  • 喀血(10~25%)

  • 肺実質出血

  • 空気塞栓

  • 皮下気腫

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