アセトアミノフェン中毒ちゅうどく

レビュー/改訂 2021年 12月
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アセトアミノフェンは、ねつげたりいたみをやわらげたりするために使つかう、おみせえるくすりです。これは、タイレノール®など、たくさんの製品せいひんめいられています。また、たくさんのせきめやかぜぐすりにもはいっています。

アセトアミノフェンは、ふつうは安全あんぜんですが、おおすぎるとがいになります。

アセトアミノフェン中毒ちゅうどくとはなんですか?

アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、アセトアミノフェンをたくさんぎた結果けっかこります。

  • アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、アセトアミノフェンのはいっているくすり製品せいひんをいくつかまちがってんだ場合ばあいや、わざとみすぎた場合ばあいなど、みじかあいだにたくさんぎるとこります。

  • アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、ひどい慢性まんせいいたみがあるためにながあいだにわたってたくさんつづけた場合ばあいに、ゆっくりとこることもあります。

  • ただしいりょうのアセトアミノフェンをんでいても、肝臓かんぞう損傷そんしょうがある場合ばあいなど、場合ばあいによっては危険きけんなことがあります。

  • アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、肝臓かんぞう深刻しんこく損傷そんしょうあたえ、肝不全かんふぜんこすことがあります。

  • アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、肝臓かんぞう損傷そんしょうするまで症状しょうじょうこさないこともあります。

  • せきめやかぜぐすりのラベルはよくんでください。

  • いためのくすりのラベルはよくみ、すすめられているりょうえて使つかわないでください。

もしあなたがかぜのどもやせきのあるどもの世話せわをしているなら、どもにアセトアミノフェンませすぎないようによくをつけてください。いろいろな剤形ざいけい液剤えきざい錠剤じょうざい、チュアブルじょう)のいろいろな種類しゅるいくすりに、成分せいぶんひとつとしてアセトアミノフェンはいっています。どもがすでにアセトアミノフェンりのくすりんでいる場合ばあいは、アセトアミノフェンりのべつくすり使つかわないでください。

自分じぶんやほかのだれかがアセトアミノフェン中毒ちゅうどくかもしれないとおもったら、すぐに電話でんわ救急車きゅうきゅうしゃぶ(日本にほんでは119ばん、アメリカのほとんどの地域ちいきでは911ばん)か、中毒ちゅうどく情報じょうほうセンターに電話でんわしてアドバイスをもらってください(アメリカでは1-800-222-1222【訳注やくちゅう日本にほんでは(公財こうざい日本にほん中毒ちゅうどく情報じょうほうセンターが電話でんわによる無料むりょう情報じょうほうサービスを提供ていきょうしています。大阪おおさか072-727-2499、つくば029-852-9999、https://www.j-poison-ic.jp】)。世界保健機関せかいほけんきかん(WHO)は、世界せかいセンター連絡先れんらくさき提供ていきょうしています。

アセトアミノフェン中毒ちゅうどくにはどのような症状しょうじょうがありますか?

たいていの場合ばあい、すぐには症状しょうじょうあらわれません。

みすぎたりょうがとてもおおければ、症状しょうじょうつぎのように段階的だんかいてきあらわれます:

  • まず、いたり、かないまでも気分きぶんわるくなることがあります。

  • 1~3日後にちごに、嘔吐おうと、おなかのいたみがこることがあります。

  • 3~4日後かごに、嘔吐おうとえ、皮膚ひふ黄色きいろくなり(黄疸おうだん)、皮膚ひふしたはなぐきから出血しゅっけつすることがあります。

  • およそ5日後かごに、回復かいふくするか、または臓器ぞうきはたらかなくなります(この場合ばあいんでしまうことがあります)。

時間じかんをかけて少量しょうりょうずつんだことで中毒ちゅうどくこした場合ばあい最初さいしょつぎのような肝不全かんふぜん症状しょうじょうあらわれることがあります:

  • 皮膚ひふ黄色きいろくなる(黄疸おうだん

  • 出血しゅっけつ

医師いしはどのようにして、わたしがアセトアミノフェン中毒ちゅうどくかどうかを判断はんだんしますか?

医師いし血液検査けつえきけんさアセトアミノフェン中毒ちゅうどくかどうかを調しらべます。また、あなたの肝臓かんぞうがどれくらいはたらいているかを調しらべる検査けんさをすることもあります。

医師いしはアセトアミノフェン中毒ちゅうどくをどのように治療ちりょうしますか?

医師いしつぎのことをします:

  • アセトアミノフェンんだのが数時間すうじかん以内いないなら、活性炭かっせいたんあたえてアセトアミノフェン血液けつえきなかはいらないようにする

  • 肝臓かんぞうまもるために、解毒剤げどくざいアセトアミノフェン対抗たいこうするくすり)をあたえる

肝臓かんぞうきずついている場合ばあいは、肝不全かんふぜん治療ちりょうや、さらには肝臓移植かんぞういしょく必要ひつようになることもあります。

アセトアミノフェン中毒ちゅうどくはどうすれば予防よぼうできますか?

  • 推奨すいしょうされていうりょうだけをむようにしてください。

  • くすりのラベルをよくんでください。

  • すでにアセトアミノフェン使つかった場合ばあいは、アセトアミノフェンはいっているくすり使つかわないでください。

  • 肝臓かんぞう異常いじょうがあるか、おさけ場合ばあいは、いたみや発熱はつねつたいしてどのようなくすり使つかえばいいか医師いしいてください。

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