消化器系は、食べたものを、体のエネルギー源である栄養素になるまでバラバラにします。
消化管は、飲み込んだ食べものが通っていく管で、食べものはその間に消化され、最後には、いらないものだけが便として出ていきます。
直腸と肛門とはどのような臓器ですか？
直腸と肛門は消化管の一部です。直腸は大腸と肛門をつないでいます。便は結腸の中にためられるため、直腸はふだんは空になっています。結腸がいっぱいになると、便が直腸に入っていき、そうすると、あなたはトイレに行きたくなります。健康な大人や年長の子どもなら、トイレに行くまで、排便をがまんすることができます。赤ちゃんや小さな子ども、それに神経や筋肉の病気がある一部の大人は、がまんするために筋肉をコントロールすることができません。
肛門は、消化管の最後のところにある穴で、便が体から出ていくときの出口になる部分です。肛門には肛門括約筋という輪っかの形をした筋肉があって、それにより、あなたがトイレに行くまで、肛門は閉じたままになっています。
直腸と肛門の位置
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