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マッサージ療法

執筆者:

Denise Millstine

, MD, Mayo Clinic

レビュー/改訂 2021年 10月
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医療上の利用

マッサージ施術者は、体の筋骨格系や神経系に働きかけます。また、普段はなかなか満たされない基本的欲求を満たすという点で、リラクゼーションや人の手での施術による有益性などがマッサージの治癒効果に含まれます。多くの筋骨格系の症状に対するマッサージの治療的価値は、広く認められています。次のような場合にマッサージが役立つまたは症状を軽減することが示されています。

  • 頭痛

  • 痛み(例えば、術後の痛み、慢性的な痛み、筋骨格痛、終末期ケア、骨盤痛、陣痛、熱傷、認知症における痛み)

  • 線維筋痛症

  • 気分障害(例えば、不安、抑うつ)

  • がん患者の気分や症状(例えば、痛み、疲労、ストレス、不安、リンパ液の排出)

  • 早産児の症状(例えば、睡眠、成長、体重増加、消化器の健康を促進するため)

  • HIV感染症/エイズ(例えば、生活の質、ストレス、免疫機能)

  • パーキンソン病の症状(例えば、睡眠障害、痛み、疲労、不安、抑うつ症状、こわばり)

起こりうる副作用

マッサージ療法などの、体の組織に対するマニピュレーションを伴う療法を受ける際には、次のような注意点があります。

  • 軽い不快感や症状の一時的な悪化

  • リスクがある人では、マッサージによって出血や皮下出血が起きることがあります。

  • 骨粗しょう症がみられる部位やがんが転移した骨(転移性がん)の部位に直接圧力をかけるべきではありません。

さらなる情報

以下の英語の資料が役に立つかもしれません。こちらの情報源の内容について、MSDマニュアルでは責任を負いませんのでご了承ください。

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