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緊張型頭痛では頭部全体に及ぶ(通常は締め付けるような)軽い疼痛を生じるが,片頭痛に伴う作業不能,悪心,および羞明はない。
(頭痛患者へのアプローチも参照のこと。)
緊張型頭痛は発作性のこともあれば慢性のこともある。
反復発作性緊張型頭痛の頻度は15日/月未満である。反復発作性緊張型頭痛は非常に高い頻度でみられ,OTC医薬品の鎮痛薬で疼痛緩和が得られる場合が多く,ほとんどの患者は医療機関を受診しない。
慢性緊張型頭痛の頻度は15日/月以上である。
緊張型頭痛の症状と徴候
緊張型頭痛の診断
緊張型頭痛の治療
鎮痛薬
ときに行動面および精神面での介入
慢性緊張型頭痛には,アミトリプチリン
一部の片頭痛予防薬,特にアミトリプチリンは,慢性緊張型頭痛の予防に役立つ可能性がある。
軽度から中等度の緊張型頭痛のほとんどは,市販鎮痛薬(例,アスピリン,アセトアミノフェン)で緩和できる。患部をマッサージすることが症状緩和に役立つ可能性がある。
行動面および精神面の介入(例,リラクゼーションおよびストレス管理法)がしばしば用いられ,効果的であり,特に薬物療法と組み合わせると効果が高い。
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