分娩後ぶんべんごの乳房にゅうぼうの感染症かんせんしょう

乳房にゅうぼうの感染症かんせんしょうは、細菌さいきんがあなたの乳管にゅうかんに入はいりこんで乳房にゅうぼうを感染かんせんさせると起おこります。これは乳首ちくびの皮膚ひふにひびが入はいっていると、起おこる可能性かのうせいが高たかくなります。お乳ちちをあげるのに赤あかちゃんを正ただしい姿勢しせいで抱だいていないと、乳首ちくびの皮膚ひふがひび割われることがあります。

乳房にゅうぼうの一部いちぶに、次つぎのような症状しょうじょうがみられます：

• 痛いたい

• 赤あかくなる

• 熱ねつをもつ

• さわると痛いたい

感染かんせんによってうみがたまることがあり、これを膿瘍のうようといいます。膿瘍のうようはとても痛いたいしこりになります。

まれに、乳首ちくびからうみが出でます。

医師いしは次つぎのことをします：

• 抗菌薬こうきんやくを処方しょほうする

• 水分すいぶんを十分じゅうぶんにとるようあなたに言いう

治療中ちりょうちゅうも赤あかちゃんにお乳ちちをあげ続つづけることができます。

膿瘍のうようがある場合ばあいには、医師いしがその部分ぶぶんに麻酔ますいをかけ、小ちいさく切きってうみを出だすことがあります。