消化器系は、食べたものを、体のエネルギー源である栄養素になるまでバラバラにします。
消化管は、飲み込んだ食べものが通っていく管で、食べものはその間に消化され、最後には、いらないものだけが便として出ていきます。
小腸とはどのような臓器ですか？
小腸は消化管の一部です。小腸は胃と大腸をつないでいます。ほとんどの栄養素が小腸で吸収されます。
小腸には3つの部分があります：
十二指腸
空腸
回腸
十二指腸は小腸の最初の部分で、胃とつながっています。食べたものや飲んだものは、胃を出ると十二指腸に入りますが、その後も消化が続いていきます。膵臓から出る消化液と、胆嚢から出る胆汁（脂肪の消化を助ける緑色の液体）が、それぞれ細い管から十二指腸に入ります。これらの液体は、食べものをバラバラにするのを助けたり、胃酸を中和したりします。小腸の壁では、酵素という化学物質がつくられ、これも食べものの消化を助けます。
空腸と回腸は、それぞれ小腸の2番目と3番目の部分です。これらの部分では栄養素が吸収されます。
小腸の壁は筋肉でできていて、これが縮むことで、食べものが先の方に押し進められます。
小腸の位置
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