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鼻の細菌感染症

執筆者:

Marvin P. Fried

, MD, Montefiore Medical Center, The University Hospital of Albert Einstein College of Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 11月
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細菌によって、鼻孔の開口部のすぐ内側(鼻前庭)に、吹き出物やおでき(せつ)ができることがあります。

鼻前庭炎

鼻の開口部に軽い感染(鼻前庭炎)が起こると、鼻毛の根元に吹き出物ができたり(毛包炎)、ときに鼻孔の周辺にかさぶたができたりすることがあります。多くの場合、ブドウ球菌属 Staphylococcusの細菌が原因です。感染は鼻ほじりや鼻のかみすぎで起こることがあり、煩わしいかさぶたができ、そのかさぶたが剥がれると出血します。

鼻前庭炎は通常、バシトラシンやムピロシンの軟膏で治癒します。軟膏は何週間も使わなければならない場合があります。

鼻せつ

感染症が重篤化すると、鼻の前庭部におでき(鼻せつ)ができます。鼻せつが進行すると、鼻の先端の皮下組織に感染が広がることがあります(蜂窩織炎)。顔面のこの部分の静脈は脳へとつながっているため、医師はこの部分の感染を警戒します。これらの静脈を通って細菌が脳に広がると、海綿静脈洞血栓症 海綿静脈洞血栓症 海綿静脈洞血栓症は、血液のかたまり(血栓)で海綿静脈洞(頭蓋骨底部にある太い静脈)が閉塞されてしまう非常にまれな病気です。 海綿静脈洞血栓症は通常、顔と眼窩(鼻の皮膚を含む)、眼窩、または副鼻腔の感染症から細菌が広がることにより起こります。 症状には、頭痛、顔面の痛み、視覚障害、突然現れる眼球の突出、高熱などがあります。 診断は、症状とMRI(磁気共鳴画像)検査またはCT(コンピュータ断層撮影)検査の結果に基づいて下されます。... さらに読む という生命を脅かす病気が起こることがあります。

鼻せつの患者は通常、抗菌薬を内服し、ムピロシン軟膏を塗って患部を蒸しタオルで温めることを1日3回、約15~20分ずつ行います。おできが大きい場合や抗菌薬による治療に反応しない場合は、手術で中身を出さなければならないこともあります。

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