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クロム中毒

執筆者:

Larry E. Johnson

, MD, PhD, University of Arkansas for Medical Sciences

レビュー/改訂 2020年 5月
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生物学的活性のある3価クロム(Cr)のうち1~3%のみが吸収される。正常の血漿中濃度は0.05~0.50μg/L(1.0~9.6nmol/L)である。しかしながら,クロムを必須(必要な)微量元素とみなすべきかどうかは明らかでない。

高用量の3価クロムの静脈内投与により皮膚刺激が起こるが,低用量の経口投与であれば毒性はない。職場での6価クロム(CrO3)への曝露により,皮膚,肺,および消化管が刺激され,鼻中隔穿孔および肺癌が生じることがある。

参考文献

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