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他の医学的状態に影響する心理的要因(psychological factors affecting other medical conditions)は,心理的または行動的要因が既存の医学的疾患の経過または転帰に有害な影響を及ぼしている場合に診断される。
(身体化の概要も参照のこと。)
既存の身体疾患(例,糖尿病,心疾患)または症状(例,疼痛)に有害な影響を及ぼしている,臨床的に有意な心理的または行動的要因が少なくとも1つ認められる。それらの要因は苦痛,死亡,または機能障害のリスクを高めたり,基礎にある身体疾患を悪化させたり,入院または救急外来の受診に至ったりすることがある。身体疾患に対する転帰に影響を及ぼさない異常な心理的または行動的反応は,適応反応症と考えられる(1)。
身体疾患に有害な影響を及ぼす可能性のある心理的または行動的要因としては,以下のものがある:
症状の重大性または重症度の否認
処方された検査および治療に対するアドヒアランス不良
患者は治療が不成功に終わったとして,またはストレスに関連する身体疾患の増悪(例,たこつぼ心筋症)により受診することがある。
患者教育と精神療法による介入が役立つ可能性がある。
参考文献
1. Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, 5th edition, Text Revision (DSM-5-TR).American Psychiatric Association Publishing, Washington, DC, 2022, pp 364-367.

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