高プロラクチン血症の原因

原因

生理的

乳児期早期(3カ月まで)

食物摂取

低血糖

女性における乳頭刺激

妊娠

分娩後

一部の女性では性交

睡眠

ストレス

視床下部疾患

頭部外傷

視床下部腫瘍

特発性乳汁漏出症(ドパミン分泌異常が推測される)

非腫瘍性疾患の視床下部への浸潤:サルコイドーシス結核ランゲルハンス細胞組織球症

脳炎後

下垂体疾患

トルコ鞍空洞症候群(empty sella症候群)

プロラクチン産生下垂体腫瘍

下垂体茎の外科的切断および他の下垂体茎病変

下垂体茎の圧迫を引き起こす腫瘍

他の内分泌疾患

先端巨大症

クッシング病

原発性甲状腺機能低下症

他の器官系の疾患

慢性腎臓病

プロラクチンの異所性産生:肺癌(扁平上皮癌ではない,大部分は小細胞未分化癌)

腎細胞癌

肝疾患

胸壁病変

帯状疱疹

外科手術瘢痕

外傷

腫瘍

薬剤性

降圧薬:α-メチルドパ,アテノロール,クロニジン,ラベタロール,レセルピン,ベラパミル

H2受容体拮抗薬

経口避妊薬およびエストロゲン

オピオイド

向精神薬(例,ベンズアミド系[メトクロプラミド,スルピリド],ブチロフェノン系[ハロペリドール],フェノチアジン系,三環系抗うつ薬および他の一部の抗うつ薬)

甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン

Data from Rebar RW: Practical evaluation of hormonal status. In Reproductive Endocrinology: Physiology, Pathophysiology and Clinical Management, edited by SSC Yen and RB Jaffe. Philadelphia, WB Saunders Company, 1978, p. 493.

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