重篤な薬物間相互作用を起こす可能性のある薬剤*

機序

狭い安全域†

抗不整脈薬(例,キニジン)

抗腫瘍薬(例,メトトレキサート)

ジゴキシン

リチウム

テオフィリン

ワルファリン

特定の肝酵素による広範な代謝

アルプラゾラム

アミトリプチリン

アトルバスタチン

カルバマゼピン

クロザピン

コルチコステロイド

シクロスポリン

ジアゼパム

HIVプロテアーゼ阻害薬

イミプラミン

ロバスタチン

ミダゾラム

オランザピン

フェニトイン

シルデナフィル

シンバスタチン

タクロリムス

タダラフィル

テオフィリン

トリアゾラム

バルデナフィル

ワルファリン

特定の肝酵素の阻害‡

アプレピタント

ボセプレビル(boceprevir)

シメチジン

シプロフロキサシン

クラリスロマイシン

コビシスタット

コニバプタン

ジルチアゼム

エリスロマイシン

フルコナゾール

フルオキセチン

フルボキサミン

イトラコナゾール

ケトコナゾール

パロキセチン

ポサコナゾール

リトナビル

テラプレビル

テリスロマイシン

ベラパミル

ボリコナゾール

特定の肝酵素の誘導

バルビツール酸系(例,フェノバルビタール)

ボセンタン

カルバマゼピン

エファビレンツ

フェニトイン

リファブチン

リファンピシン

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)

*これらの薬剤のいずれかと同時に使用する薬剤については,相互作用の可能性に関して徹底的に評価を行うべきである。

†単剤で使用する場合でも,これらの薬剤には重篤な有害作用がみられる可能性がある。これらの薬剤の作用を増強する他の薬剤と同時併用すると,有害作用のリスクがさらに高まる。薬物間相互作用に関するさらなる研究については,Drug.com Drug Interaction Checkerなどの信頼できる情報源を参照のこと。

‡グレープフルーツ製品の摂取後にも阻害が起こることがある。

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