異型母斑と典型的なほくろの特徴

診断基準

典型的なほくろ

異型母斑

発症年齢

小児期または青年期

青年期以降も出現し続ける

色調

皮膚常色,黄褐色,または黒色

淡黄褐色から暗褐色,背景はピンク色;しばしば目玉焼きに似た外観を呈し,中央部は濃淡の付いた標的状で,一般的に辺縁部はより平坦である

しばしば辺縁で色素がぼやけるか刻み目状となる

直径

1~10mm(通常は6mm未満)

5~12mm

形状

対称的で,境界は規則的である

非対称であるか,境界が不整のことがある

部位

あらゆる部位

露光部の皮膚に好発するが,被覆部(例,殿部,乳房,頭皮)にも生じうる

病変数

10個以下

1個から数十個

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